レスピーギ:交響詩ローマの噴水、ローマの松、ローマの祭り【聴いてみよう】Respighi: Roman Trilogy, Fontane di Roma, Pini di Roma, Feste Romane

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レスピーギ:ローマ三部作【YouTube】

レスピーギ:交響詩「ローマの噴水」 ユライ・ヴァルチュハ hr交響楽団2022年3月11日コンサートの模様です。17分47秒の動画です。ヴァルチュハさんは、1976年生まれスロヴァキア出身の指揮者です。
Respighi: Fontane di Roma Juraj Valčuha hr-Sinfonieorchester – Frankfurt Radio Symphony  出典:YouTube hr-Sinfonieorchester – Frankfurt Radio Symphony

レスピーギ:交響詩「ローマの松」 ユライ・ヴァルチュハ hr交響楽団2022年3月11日コンサートの模様です。23分55秒の動画です。Respighi: Pini di Roma  Juraj Valčuha hr-Sinfonieorchester – Frankfurt Radio Symphony  出典:YouTube hr-Sinfonieorchester – Frankfurt Radio Symphony

レスピーギ:交響詩「ローマの祭り」 ミシガン大学交響楽団 2012年の演奏で26分19秒の動画です。出典:YouTube Respighi Feste Romane (Roman Festivals) Kenneth Kiesler, conductor Kenneth Kiesler

レスピーギ:交響詩「ローマの祭り」 アレン・ティンカム シカゴユース交響楽団 2016年11月20日コンサートの模様です。25分28秒の動画です。出典:YouTube RESPIGHI: Feste romane, P.157 (Roman Festivals) Chicago Youth Symphony Orchestras

レスピーギ:交響詩ローマの噴水、松、祭り【名盤・おすすめ】

レスピーギのローマ三部作は、次の三つの交響詩で、それぞれのイメージが設定されています。

交響詩「ローマの噴水」Fontane di Roma (Fountains of Rome), P. 106 夜明けのジュリアの谷の噴水、朝のトリトンの噴水、真昼のトレヴィの泉、黄昏のメディチ荘の噴水
交響詩「ローマの松」Pini di Roma (Pines of Rome), P. 141 ボルゲーゼ荘の松、カタコンべ付近の松、ジャニコロの松、アッピア街道の松
交響詩「ローマの祭り」Feste romane (Roman Festivals), P. 157 チルチェンセス、五十年祭、十月祭、主顕祭

作曲された順番でご紹介すると、ローマの噴水→ ローマの松→ ローマの祭りです。演奏(収録)されている順番が、演奏家によって異なる場合、また単体で収録されている場合があります。

ロバート・トレヴィーノ RAI国立交響楽団(噴水・松・祭り) 😘

レスピーギ:ローマ三部作交響詩「ローマの噴水」「ローマの松」「ローマの祭り」 ロバート・トレヴィーノ RAI国立交響楽団 2022年 Respighi: Trilogia Romana Robert Trevino Orchestra Sinfonica Nazionale della RAI

トレヴィーノさんは、噴水→祭り→松の順で演奏されます。トレヴィーノさんは、1984年生まれアメリカ出身の指揮者です。2017年からバスク国立管弦楽団の音楽監督を、2019年からマルメ響の首席指揮者を務めています。RAI国立交響楽団は、イタリアのトリノに本拠地を置く放送オーケストラです。大音量になると少し飽和状態かな~という気がしますが、色彩の豊かさが感じられ、パーカッションの響きも綺麗です。奥行き感はイマイチですが、低音の響きは聴き応えがあります。

トレヴィの泉は勢いがありますし、祭りにおける第2曲の五十年祭は、重低音のパイプオルガンの響きも、パーカッションも煌めき度が高く、第4曲の主顕祭では、人々の賑々しさや楽しさがダイレクトに伝わってきます。ジャニコロの静けさ、カタコンベの松での不気味さも良かったように思います。

出典:YouTube Fountains of Rome, P. 106 ほか RAI国立交響楽団 – トピック Provided to YouTube by Naxos Digital Services

アレッサンドロ・クルデーレ ロンドン・フィル(松) 🙂

レスピーギ:交響詩「ローマの松」 アレッサンドロ・クルデーレ ロンドン・フィル 2021年
Respighi: Pini di Roma, P 141 Alessandro Crudele London Philharmonic Orchestra

クルデーレさんはミラノ出身の指揮者です。松のみの収録ですが、レスピーギ作品が収録されていたので、サブスクを利用して拝聴しました。カップリングされている「シバの女王ベルキス」の新譜が出ていたので超喜びました。楽しかったです。あっ、松は、「アッピア街道の松」の豪勢な鳴りっぷりで終わるので、聴いててスカっとするし、舞台裏のバンダでの楽器も多彩で、舞台映えもします。松だけでは、もったいないです。

CDカップリング:レスピーギ 交響詩「ローマの松」、ブラジルの印象、組曲「シバの女王ベルキス」 出典:YouTube Pini di Roma, P 141 Alessandro Crudele – トピック Provided to YouTube by IDOL

リッカルド・シャイー ミラノ・スカラ座フィル(噴水・松) 😘

レスピーギ:交響詩「ローマの噴水」「ローマの松」リッカルド・シャイー ミラノ・スカラ座フィル 2019年
Respighi: Roman Trilogy Riccardo Chailly Filarmonica della Scala

シャイーさんの演奏は、松→噴水です。陽気で明るいトーンで彩られます。録音状態も、耳元で鳴っているかのような迫力があり、細かく全ての音を拾い集め、バランス良く整えたという感じがします。これだけ情報を届けていただけたら大満足だと思います。ライブではなく、セッションだからこそできることかも。慌ただしいたボルゲーゼ荘の松、ぬめっとしたカタコンベ。松と噴水を分けて収録されています。噴水は12曲目から。

CDカップリング:レスピーギ 交響詩「ローマの松」、弦楽のためのアリア。ヴァイオリンと管弦楽のためのLeggenda(作品36)、小オーケストラのためのアダージョ、リュートのための古風な舞曲とアリア第3組曲、交響詩「ローマの噴水」 2019年録音 出典:YouTube Respighi: Pini di Roma, P. 141 ミラノ・スカラ座フィルハーモニー管弦楽団 – トピック Provided to YouTube by Universal Music Group

ジョン・ウィルソン シンフォニア・オブ・ロンドン(祭り・噴水・松) 😘

レスピーギ:ローマ三部作交響詩「ローマの噴水」「ローマの松」「ローマの祭り」 ジョン・ウィルソン シンフォニア・オブ・ロンドン 2019年 Respighi: Roman Trilogy John Wilson Sinfonia of London

ウィルソンさんの演奏は、祭り→噴水→松の順で演奏されます。祭りからスタートするとは、さすが、シンフォニア・オブ・ロンドンさんのCDです。俗なる欲望を満たすという点では、最高です。ひと言で言うとダイナミック。賑々しく、やるぜ、行くぜー!というノリがあります。下手にすまして演奏されるよりも、嬉しいです。五十年祭でのパイプオルガンは良く鳴っています。鐘の残響も良いですね~ ローマ三部作を出してくるあたり、かなりの意気込みを感じますし、期待に違わない演奏だと思います。

出典:YouTube Feste romane, P. 157 Fontane di Roma (Fountains of Rome) , P. 106 Pini di Roma, P. 141 ジョン・ウィルソン – トピック Provided to YouTube by PIAS

マリス・ヤンソンス バイエルン放送交響楽団(松) 😘

レスピーギ:交響詩「ローマの松」 マリス・ヤンソンス バイエルン放送交響楽団 2017年
Respighi: Pini di Roma, P 141 Mariss Jansons Bavarian Radio Symphony Orchestra

ヤンソンスさんの演奏は、松だけ~です。なんともったいない。三部作を演奏して欲しかったです。さすがに整った綺麗さ。ボルゲーゼ荘の松は、軽やかでカラフル。カタコンべ付近の松は、グレゴリオ聖歌のような厳かでジメッと感があり、ジャニコロの松では、奥行きのある空間の広さを感じます。アッピア街道の松は、さすがに迫力があります。弱音の足音から、オリエンタル風味たっぷりの木管、タムタム(銅鑼)もパイプオルガンの強烈な鳴りっぷりも、立派~ 嬉しくて泣きたくなるようなライブ演奏です。

CDカップリング:シチェドリン:カルメン組曲(ビゼーの歌劇カルメンによる弦楽と打楽器のための編曲版)、レスピーギ 交響詩「ローマの松」2017年録音 出典:YouTube Pini di Roma, P. 141: I. I pini di Villa Borghese (Live)
バイエルン放送交響楽団 – トピック Provided to YouTube by Naxos Digital Services

アンドレア・バッティストーニ 東京フィル(祭り・噴水・松) 😘

レスピーギ:ローマ三部作交響詩「ローマの噴水」「ローマの松」「ローマの祭り」アンドレア・バッティストーニ 東京フィル 2013年 Respighi: Roman Trilogy Andrea Battistoni Tokyo Philharmonic Orchestra

バッティストーニさんの演奏は、祭り→噴水→松の順に演奏されます。録音も良いですしオケも巧いですね。最後が、派手に終われば拍手間違いなしとばかりに、大音量でぶっ放すオケもありますが、祭りからスタートとは。う~ん、金管は疲れるかも。体力勝負のような~。サントリーホールのパイプオルガンに負けじと金管が、燦々と鳴っています。

出典:YouTube 交響詩《ローマの祭》交響詩《ローマの噴水》交響詩《ローマの松》 アンドレア・バッティストーニ指揮/東京フィルハーモニー交響楽団 – トピック Provided to YouTube by Nippon Columbia

アントニオ・パッパーノ ローマ聖チェチーリア音楽院管弦楽団(噴水・松・祭り)🥰

レスピーギ:ローマ三部作交響詩「ローマの噴水」「ローマの松」「ローマの祭り」アントニオ・パッパーノ ローマ聖チェチーリア音楽院管弦楽団 2007年 
Respighi: Roman Trilogy Antonio Pappano Orchestra dell’Accademia Nazionale di Santa Cecilia

パッパーノさんの演奏は、そんなに強烈なインパクトを与えません。余裕があるというか優しい柔らかく、聴き手にとって イメージを膨らませる余地が残されているように感じます。演奏者からの圧迫感が少なく、楽曲を聴いているなかで、自分のイメージというのが膨らませやすいような気がするのです。金管の鳴り方がソフトで聴きやすく、イメージが自分のなかで再構成され、映像のように見えてくるという得難いところがあります。

デュトワ盤のような都会的な響きではなく、舞台裏から響くホルンも素朴だし、マンドリンの響きも田舎風で、人肌の暖かさと優しさ、木訥とした響きが残っているように感じます。

CDカップリング:レスピーギ 交響詩「ローマの噴水」「ローマの松」「ローマの祭り」2007年録音 出典:YouTube Fontane di Roma, P. 106 Pini di Roma, P. 141 Feste romane, P. 157 サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団 – トピック Provided to YouTube by Warner Classics

フランチェスコ・ラ・ヴェッキア ローマ交響楽団 (祭り・噴水・松) 🙂

レスピーギ:ローマ三部作交響詩「ローマの噴水」「ローマの松」「ローマの祭り」 フランチェスコ・ラ・ヴェッキア ローマ交響楽団 2007年 Respighi: Roman Trilogy Francesco La Vecchia Orchestra Sinfonica di Roma

ヴェッキアさんの演奏は、レスピーギのレスピーギの管弦楽作品全てが収録されているという魅力があります。8枚組という膨大な量で、いささか圧倒されますが、小品も聴きたいという欲望に負けた~結果です。今となってはサブスクを利用するため、役目を終えた感があります。ローマ三部作は、もう少しヌケの良い録音であれば嬉しかったのですが、ある意味これは他盤に譲るといったところでしょうか。ちょっと凡庸な気がします。

CDカップリング:レスピーギ 管弦楽曲全集8枚組BOX RESPIGHI: COMPLETE ORCHESTRAL MUSIC BRILLIANT(ブリリアント・レーベル) 出典:YouTube Feste Romane, P. 157: I. Circenses Fontane di Roma, P. 106 Pini di Roma フランチェスコ・ラ・ヴェッキア – トピック Provided to YouTube by Kontor New Media

大植英次 ミネソタ管弦楽団(松) 😘

レスピーギ:交響詩「ローマの松」 大植英次 ミネソタ管弦楽団 2001年
Respighi: Pini di Roma, P 141 Eiji Oue Minnesota Orchestra

大植さんの演奏は、レファレンスというレーベルの優秀な録音技術を、実際に肌で感じた気がします。サラッとした空気のなか、キラキラと光が舞うようなパーカッションの響きです。華やかで品良く鳴っています。松だけの収録ってとても残念です。これは酷だよな~ 三部作全部を収録して欲しかった~というところでしょうか。

CDカップリング:レスピーギ 組曲「シバの女王ベルキス」地の精のバラード(作品124)、交響詩「ローマの松」 出典:YouTube Pini di Roma, P. 141: I. I pini di Villa Borghese (The Pines of the Villa Borghese) ミネソタ管弦楽団 – トピック Provided to YouTube by NAXOS of America 

ネヴィル・マリナー アカデミー室内管弦楽団(松・噴水・祭り) 🙂

レスピーギ:ローマ三部作交響詩「ローマの噴水」「ローマの松」「ローマの祭り」 ネヴィル・マリナー アカデミー室内管弦楽団 1999年 Respighi: Roman Trilogy Neville Marriner Academy of St Martin in the Fields

マリナーさんの演奏は、室内管弦楽団で、このローマ三部作を全部演奏するなんて~ 無謀だよぉと心配しましたが、大丈夫だったぽい演奏です。編成は実際のところどうだったのかわかりません。アッピア街道の松、祭りの各曲は、さすがに、ボリュームで勝負というところがあるので難しく、残響が少なめで、音の伸びが少なめです。

CDカップリング:レスピーギ 交響詩「ローマの松」「ローマの噴水」「ローマの祭り」1990年録音 Respighi: Pines of Rome – The Pines of Villa Borghese (I pini di Villa Borghese)  Fountains of Rome – The Triton Fountain  Respighi: Roman Festivals Academy of St Martin in the Fields Provided to YouTube by Universal Music Group

リコ・サッカーニ ブダペスト・フィル(松・噴水・祭り)

レスピーギ:ローマ三部作交響詩「ローマの噴水」「ローマの松」「ローマの祭り」 リコ・サッカーニ ブダペスト・フィル 1999年 Respighi: Roman Trilogy Rico Saccani Budapest Philharmonic Orchestra

出典:YouTube The Pines of Rome: The Pines of Rome The Fountains of Rome Roman Festivals ブダペスト・フィルハーモニー管弦楽団 – トピック Provided to YouTube by The Orchard Enterprises

ダニエレ・ガッティ ローマ聖チェチーリア国立音楽院管弦楽団(祭り・噴水・松)😘

レスピーギ:ローマ三部作交響詩「ローマの噴水」「ローマの松」「ローマの祭り」ダニエレ・ガッティ ローマ聖チェチーリア国立音楽院管弦楽団 1996年 Respighi: Roman Trilogy Daniele Gatti L’Orchestra dell’Accademia Nazionale di Santa Cecilia

ガッティさんの演奏は、祭り→ 噴水→ 松の順に収録されています。少し残響が多めで、マイクが遠いように感じるのですが、大型スピーカーで聴くには良いかもしれません。豪放磊落な「ローマの祭り」からスタートするので、ひぇ~と度肝を抜かれます。三部作と言えば、軽快な噴水か、静かに始まる松からスタートなのですが、録音技術に確固たる自信があったのか、祭りから始まります。で、馴れてくると、ホールの後方で聴いている感じで聞き疲れません。奥行き、レンジ幅も大きくとられています。

アクが強く、脂ぎった阿鼻叫喚と化すような「祭り」においても、じっくり耳を傾ける気になります。音響の坩堝とは化さないで、一度、じっくり聴いてみようという方には、耳を傾ける値打ちはあるように思います。何度もスルメのように味が出そうな演奏です。YouTubeにおいて視聴すると、各曲に、インデックス(トラック)が細かく設定されているので、音飛びが生じます。これは残念です。

出典:YouTube Respighi: Roman Trilogy Fontane di Roma Pini di Roma Feste Romane ダニエレ・ガッティ – トピック Provided to YouTube by Conifer Classics

ロリン・マゼール ピッツバーグ交響楽団(松・噴水・祭り)

レスピーギ:ローマ三部作交響詩「ローマの噴水」「ローマの松」「ローマの祭り」 ロリン・マゼール ピッツバーグ交響楽団 1994年 Respighi: Roman Trilogy Lorin Maazel Pittsburgh Symphony Orchestra

マゼールさんの演奏は、オルガンは別録だったと思います。出典:YouTube Pini di Roma, P. 141 Fontane di Roma, P. 106 Feste romane, P. 157 ロリン・マゼール – トピック Provided to YouTube by Sony Classical

エドゥアルド・マータ ダラス交響楽団(祭り・松)

レスピーギ:ローマ三部作交響詩「ローマの噴水」「ローマの松」「ローマの祭り」 エドゥアルド・マータ ダラス交響楽団 1993年 Respighi: Roman Trilogy Eduardo Mata Dallas Symphony Orchestra

CDカップリング:レスピーギ 交響詩「ローマの祭り」ブラジルの印象、交響詩「ローマの松」1993年録音 出典:YouTube Feste romane (Roman Festivals) , P. 157 Pini di Roma (Pines of Rome) , P. 141 ダラス交響楽団 – トピック Provided to YouTube by NAXOS of America

ヘスス・ロペス=コボス シンシナティ交響楽団

レスピーギ:ローマ三部作交響詩「ローマの噴水」「ローマの松」「ローマの祭り」 ヘスス・ロペス=コボス シンシナティ交響楽団 1993年 Respighi: Roman Trilogy Jesús López Cobos Cincinnati Symphony Orchestra
ローマの祭り 1993年録音、ローマの松、噴水 1995年録音

シンシナティ響の演奏は、2枚のCDに分割してローマ三部作が収録されています。上段は松と噴水、下段は祭りです。

CDカップリング:レスピーギ ローマの松、ローマの噴水、第12旋法によるメタモルフォーゼ 1995年録音 出典:YouTube Respighi: Pines of Rome Fountains of Rome シンシナティ交響楽団 – トピック Provided to YouTube by Universal Music Group

CDカップリング:レスピーギ 教会のステンドグラス、ブラジルの印象、ローマの祭り 1993年録音 出典:YouTube Respighi – Roman Festivals – Circus Maximus The Wicked North Respighi: Roman Festivals, P. 157 シンシナティ交響楽団 Provided to YouTube by Universal Music Group

ヤン・パスカル・トルトゥリエ フィルハーモニア管弦楽団(噴水・松・祭り)🥰

レスピーギ:ローマ三部作交響詩「ローマの噴水」「ローマの松」「ローマの祭り」 ヤン・パスカル・トルトゥリエ フィルハーモニア管弦楽団 1991年 Respighi: Roman Trilogy Yan Pascal Tortelier The Philharmonia Orchestra

トルトゥリエさんの演奏は、教会での録音のため少し残響が多めです。噴水→松→祭りの順番で演奏されます。「昼のトレヴィの噴水」は、ティンパニが叩かれると、リズムが沸き起こってエネルギッシュに変わります。一歩一歩階段を上るというのではなく、するする~っとのぼる感じです。一拍目のティンパニが大きいので、ずっしり感はあるのですが、包まれたまろやかさ。ティンパニの余韻のなかで、金管や打楽器が鳴り、弦が、ひゅ~ひゅ~っと奏でており繊細です。トルトゥリエさんの演奏では、中間音域が良くきこえており、弦の動きが感じられます。

「黄昏のメディチ家の噴水」では、夕暮れ時、高台からローマ市内を俯瞰しているようすで、黄昏のけだるさがあります。賑々しさと共に、聖地ならではの静かな祈りも描かれているよう。単なる町や噴水の描写というより、それ以上の情緒面も併せて描かれているように感じます。情緒のバランスの良さに繋がっているみたい。勝手な思い入れかもしれませんが、好ましく感じます。

「ボルゲーゼ荘の松」は、子どもたちの楽しい遊びの光景、子どもや犬が駆け回っている様子が、多彩なパーカッション群で描かれているようです。柔らかい残響を残します。「カタコンブ付近の松」は、静謐で、死者の眠る場所としてのカタコンベ(地下墓地)に尊厳を与えているようです。和音で段々と膨らんで、一歩一歩近づいてくるのですが、死者の魂が目覚めてしまったかのよう。怨念ではないようですが、魂のゆさぶりを感じます。頂点に達しても、ティンパニの一撃は、やわらな響き。諦めたように死者の魂が、カタコンベに戻っていくのか、遠ざかっていくようです。特にトランペットのソロが、とても美しい。

「アッピア街道の松」 歩みはゆったり。オリエンタル調の雰囲気が軽やかに流れ、中近東からの凱旋してくる行進のようです。大太鼓の音色が、すごい残響を持っており、まろやかに響きます。おかえりなさい~的な、祝祭的な喜びに満ちあふれており、帰還する軍団の行進より、街道の沿道で待ち受けている人々の歓迎ムードを感じます。

祭りでは、「五十年祭」における遠方異国から来た巡礼の人が、聖地ローマの入り口に、ようやくたどり着く風景。ローマのまちを見て、ようやく着いたという安堵と喜びが迸っています。重々しい足取りから、ローマの町を見た途端、苦難が解き放たれる。その喜びのシーンでしょうか。まるで、重い十字架を背負って歩いているかのような、そんな苦痛が続きます。パイプオルガンは、誇りを持って威風堂々という感じで鳴り響きます。聖地ローマの歴史の重みなんだな~ これを表すには、パイプオルガンしかないと感じます。

「主顕祭」は、メッチャ賑々しい演奏で、ど派手に繰り出してきます。風変わりなリズム、極彩色に彩られて花開いたような曲です。回転するメリーゴーランドに乗っているような楽しさ。聴き応えのある演奏でした。出典:YouTube Fontane di Roma (Fountains of Rome) , P. 106 Pini di Roma, P. 141 Feste romane, P. 157 Yan Pascal Tortelier – トピック Provided to YouTube by PIAS

ジュゼッペ・シノーポリ ニューヨーク・フィル 😞

レスピーギ:ローマ三部作交響詩「ローマの噴水」「ローマの松」「ローマの祭り」 ジュゼッペ・シノーポリ ニューヨーク・フィル 1991年 Respighi: Roman Trilogy Giuseppe Sinopoli New York Philharmonic

シノーポリさんの演奏は、ローマの噴水→松→祭りの順番で演奏されます。これは作曲順です。噴水は、水が湧き出るというより、矢が吹き出すかのよう。直線的で硬めです。噴き出したモノが、そのまま跳ね返ってくる感覚です。傾斜角度を計算して水道を布設し、水道橋を建設し、ようやく憩いの場に届けられた水とは、思えないです。

ローマの祭は、豪快すぎてびっくり。ハチャメチャ、バリバリ咆吼する金管に、笑いを噛み殺すのがやっと。重量感ありすぎ。五十年祭のパイプオルガンの音圧は、凄まじく破壊的で、耳が壊れそう。気をつけたいですね。松も、聴き疲れてしまいました。どろっ、こってり、血流が悪い感じがします。

CDカップリング:2枚組BOX レスピーギ ローマの噴水、松、祭り シノーポリ ニューヨーク・フィル 1991年録音、組曲「鳥」、リュートのための古い舞曲とアリア第1組曲、第3組曲、ボッティチェルリの3枚の絵 オルフェウス室内管弦楽団 1991年録音 出典:YouTube Respighi: Fontane di Roma, P. 106 Pini di Roma, P. 141 Roman Festivals ニューヨーク・フィルハーモニック – トピック Provided to YouTube by Universal Music Group

エンリケ・バティス ロイヤル・フィル (祭り・噴水・松)

レスピーギ:ローマ三部作交響詩「ローマの噴水」「ローマの松」「ローマの祭り」 エンリケ・バティス ロイヤル・フィル 1991年 Respighi: Roman Trilogy Enrique Batiz Royal Philharmonic Orchestra

CDカップリング:レスピーギ 交響詩「ローマの祭り」「ローマの松」「ローマの噴水」 出典:YouTube Feste romane, P. 157 Fontane di Roma, P. 106 Pines of Rome, P. 141 Royal Philharmonic Orchestra Provided to YouTube by NAXOS of America

リッカルド・ムーティ フィラデルフィア管弦楽団(松・噴水・祭り)🤩

レスピーギ:ローマ三部作交響詩「ローマの噴水」「ローマの松」「ローマの祭り」 リッカルド・ムーティ フィラデルフィア管弦楽団 1984年 Respighi: Roman Trilogy Riccardo Muti Philadelphia Orchestra

ムーティさんの演奏は、松→噴水→祭りの順で演奏されています。オケの持つ煌びやかさは、圧倒的で、他の追随を許しません。弦のカンタービレ調のフレージング、金管の芳醇な響き、打楽器のキラキラ感、若々しく勢いのあるテンポなど、魅力が満載です。夕暮れどきの風景などは、あまりにもセクシーで濃密ですし、祭りにおける人々の熱気、高揚感もリアルです。パイプオルガンの音圧は凄まじく鳴りますし、人々の歓喜の様子が、色彩豊かに描かれています。文字どおり、めくるめく音、響きの洪水となっており、フィラデルフィア管弦楽団の面目躍如たる演奏です。

出典:YouTube Pini di Roma, P. 141 Fontane di Roma, P. 106 Feste romane, P. 157 リッカルド・ムーティ – トピック Provided to YouTube by Warner Classics

シャルル・デュトワ モントリオール交響楽団 (松・祭り・噴水)🤩

レスピーギ:ローマ三部作交響詩「ローマの噴水」「ローマの松」「ローマの祭り」 シャルル・デュトワ モントリオール交響楽団 1982年 Respighi: Roman Trilogy Charles Dutoit Orchestre symphonique de Montréal

デュトワさんの演奏は、さらっと、常に明るく元気です。ローマの松→祭り→噴水の順番で演奏されます。噴水の各曲は、爽やかで煌めき度の高いもの。カタコンベ付近の松は、フルートが柔らかく、ジャニコロの松は、満月の下でセレナードを聴いているかのよう。色艶のある演奏です。アッピア街道は、凱旋してくるローマ軍が、遠くから聞こえてきます。祭りは、奥行きの良さがあるため、まろやかに響きます。祭りの各曲は、賑々しく、パイプオルガンの重低音は、圧倒的な音圧を伴って鳴り響きます。

特に、噴水の各曲の描写は、細やかで、高音域の煌びやかさには息をのんでしまいます。しなやかに躍動する姿は、やっぱり美しく、パーカッションと金管が、煌びやかに華やかに演奏されます。出典:YouTube Respighi: Pines of Rome Roman Festivals Fountains of Rome モントリオール交響楽団 – トピック
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エド・デ・ワールト サンフランシスコ交響楽団(松・噴水)

レスピーギ:ローマ三部作交響詩「ローマの噴水」「ローマの松」 エド・デ・ワールト サンフランシスコ交響楽団 1981年 Respighi: Roman Trilogy Edo de Waart San Francisco Symphony

CDカップリング:レスピーギ交響詩「ローマの松」1981年、組曲「鳥」1982年、「ローマの噴水」1981年録音 出典:YouTube Respighi: Pines of Rome, P. 141 Fountains of Rome, P. 106 San Francisco Symphony Provided to YouTube by Universal Music Group

エフゲニー・スヴェトラーノフ ソヴィエト国立交響楽団 😓

レスピーギ:ローマ三部作交響詩「ローマの噴水」「ローマの松」「ローマの祭り」 エフゲニー・スヴェトラーノフ ソヴィエト国立交響楽団 1980年 Respighi: Roman Trilogy Evgeni Svetlanov USSR State Symphony Orchestra

スヴェトラさんの演奏は、ちょっと破壊的です。噴水→松→祭りの順に収録されていますが、録音状態はよろしくなく、奥行きがなくペタンとしており、色彩感も乏しいです。「夜明けのジュリアの谷の噴水」からして、秋風が吹いており、「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」って感じがします。フルートがまるで横笛のよう。

トリトンの噴水は広がりが少なく、トレヴィの噴水は、噴き上がっていません。線が細すぎでチョロチョロ。メディチ荘の噴水は、まるで幽霊が出そうな館です。ボルゲーゼ荘の松では、カエルのような金管、トーキー時代のチャンバラ映画のような。極めつけは、カタコンブ付近の松です。怨念がこもった場所に植わっている松のようです。恨めしや~なら柳でしょ~てな感じです。祭も~ ギブアップしちゃいました。出典:YouTube Respighi: Pini di Roma – USSR State Symphony Orchestra/Svetlanov (1980) Wahnfried

ヘルベルト・フォン・カラヤン ベルリン・フィル(噴水・松) 🙂

レスピーギ:ローマ三部作交響詩「ローマの噴水」「ローマの松」 ヘルベルト・フォン・カラヤン ベルリン・フィル 1977年 Respighi: Roman Trilogy Herbert von Karajan Berliner Philharmoniker

カラヤンさんの演奏は、残念ながら祭りが収録されていませんが、振るには、そぐわない楽曲だと判断されたのかもしれません。確かに、素速い綺麗な演奏で綴られた噴水ですし、迫力満点で、ぐぐぐい~っと音量をあげていくアッピア街道など、ベルリン・フィルの演奏は、硬質的で引き締まっており、聞き応えがあります。

CDカップリング:レスピーギ 交響詩「ローマの噴水」「ローマの松」1977年~78年録音、リュートのための古風な舞曲とアリア第3組曲、ボッケリーニ マドリードの夜警隊の行進、アルビノーニ アダージョ 1969年録音 出典:YouTube Respighi: Fountains Of Rome, P. 106 Pines Of Rome, P. 141 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 – トピック Provided to YouTube by Universal Music Group

小澤征爾 ボストン交響楽団(松・祭り・噴水)

レスピーギ:ローマ三部作交響詩「ローマの噴水」「ローマの松」「ローマの祭り」 小澤征爾 ボストン交響楽団 1977年 Respighi: Roman Trilogy Seiji Ozawa Boston Symphony Orchestra

CDカップリング:レスピーギ交響詩「ローマの松」「ローマの祭り」「ローマの噴水」1977年録音 出典:YouTube Respighi: Pines Of Rome, P. 141 Roman Festivals, P. 157 Fountains Of Rome, P. 106 マックス・ホウバート – トピック Provided to YouTube by Universal Music Group

ロリン・マゼール クリーヴランド管弦楽団 (祭り・松) 🤩

レスピーギ:ローマ三部作交響詩「ローマの松」「ローマの祭り」 ロリン・マゼール クリーヴランド管弦楽団 1976年 Respighi: Roman Trilogy Lorin Maazel The Cleveland Orchestra

マゼールさんの演奏は、録音当時のダイナミックな音響に驚きです。空間処理が巧いです。パイプオルガン、舞台裏から響く金管など、迫力があります。CDカップリング:レスピーギ 交響詩「ローマの祭り」「ローマの松」、R・コルサコフ 交響詩「金鶏」出典:YouTube Respighi: Roman Festivals Pines of Rome クリーヴランド管弦楽団 – トピック Provided to YouTube by Universal Music Group

ユージン・オーマンディ フィラデルフィア管弦楽団(松・祭り・噴水)

レスピーギ:ローマ三部作交響詩「ローマの噴水」「ローマの松」「ローマの祭り」 ユージン・オーマンディ フィラデルフィア管弦楽団 1973年 Respighi: Roman Trilogy Eugene Ormandy The Philadelphia Orchestra 
松 1973年、祭り、噴水 1974年録音 出典:YouTube Pini Di Roma (Pinien Von Rom)  Fontane di Roma, P. 106 Roman Festivals ユージン・オーマンディ – トピック Provided to YouTube by RCA Classics

フリッツ・ライナー シカゴ交響楽団(噴水・松)

レスピーギ:ローマ三部作交響詩「ローマの噴水」「ローマの松」「ローマの祭り」 フリッツ・ライナー シカゴ交響楽団 1959年 Respighi: Roman Trilogy Fritz Reiner Chicago Symphony Orchestra 出典:YouTube Fountains of Rome: The Fountain of Valle Giulia at Dawn フリッツ・ライナー – トピック Provided to YouTube by Living Stereoヤン

ロリン・マゼール ベルリン・フィル(松) 😅

レスピーギ:交響詩「ローマの松」 ロリン・マゼール ベルリン・フィル 1958年
Respighi: Roman Trilogy Respighi: Pini di Roma Lorin Maazel Berliner Philharmoniker

マゼールさんの演奏は、1958年録音なので芳しくありません。前のめり気味の気骨ある演奏です。ご参考まで。
CDカップリング:レスピーギ「ローマの松」、ムソルグスキー「禿げ山の一夜」、R・コルサコフ「スペイン奇想曲 」 YouTubeにおいては、The Art of Lorin Maazel 30枚組BOX が掲載されています。出典:YouTube Respighi: Pines Of Rome – The Pines Of Villa Borghese, [P. 141] ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 – トピック Provided to YouTube by Universal Music Group

アルトゥーロ・トスカニーニ NBC交響楽団

レスピーギ:ローマ三部作交響詩「ローマの噴水」「ローマの松」「ローマの祭り」 アルトゥーロ・トスカニーニ NBC交響楽団 松1953年 噴水1951年 祭り1949年録音 
Respighi: Roman Trilogy Arturo Toscanini NBC Symphony Orchestra ご参考まで。出典:YouTube Respighi: Pines of Rome, Toscanini & NBCso (1953)  レスピーギ ローマの松 トスカニーニ Deucalion Project

レスピーギ:交響詩 ローマの噴水・松・祭り【解説】

レスピーギは、イタリアの作曲家で、有名な楽曲は、交響詩「ローマの噴水」「ローマの松」「ローマの祭り」の三部作です。1916年にローマの噴水、1924年にローマの松、1928年にローマの松が作曲されています。

ローマの噴水では、実在する四つの噴水の印象を、夜明け、朝、昼、黄昏の時間軸にそって作曲しています。ローマの松では、ボルゲーゼ公園で遊ぶ子供たちを、キリスト時代の地下墓地であるカタコンベの周辺を、ジャニコロの丘でのナイチンゲールの鳴き声と月夜を、そしてローマ軍が進軍するアッピア街道にある松を、歴史のイメージに重ね、古い教会旋法を使って作曲しています。

ローマの祭りでは、皇帝ネロが、円形劇場で行ったチルチェンセスという祭りを、五十年祭ではロマネスク時代の巡礼者が集まってくる祭りの様子を、十月祭では、ルネサンス時代における収穫祭の風景を、主顕祭では、ナヴォーナ広場における人々を、時代ごとにイメージして作曲しています。

いずれの作品も、大編成の楽器編成で、師匠であるR・コルサコフに負けない華麗なるオーケストレーションで、色彩豊かに、イメージたっぷりに描かれています。音響効果の良い演奏を聴くことをお薦めします。また、コンサートがあったら、速攻チケットをゲットして聴きたい楽曲です。ワタシは、近隣オケの定期演奏会で聴きました。のぼせあがって帰宅した思い出があります。生オケで聴ける機会があるだけでも嬉しい。コスパの高い楽曲です。

ローマの噴水 1916年作曲
1 夜明けのジュリアの谷の噴水 La fontana di Valle Giulia all’alba  The Fountain of Valle Giulia at Dawn
2 朝のトリトンの噴水 La fontana del Tritone al mattino
3 真昼のトレヴィの泉 La fontana di Trevi al meriggio
4 黄昏のメディチ荘の噴水 La fontana di Villa Medici al tramonto

ローマの祭り 1928年作曲
1 チルチェンセス Circenses 2 五十年祭 Giubilio 3 十月祭 L’Ottobrata 4 主顕祭 La Befana

ローマの松 1924年作曲
1 ボルゲーゼ荘の松 I pini di Villa Borghese 2 カタコンベ付近の松 Pini presso una catacomba
3 ジャニコロの松 I pini del Gianicolo 4 アッピア街道の松 I pini della Via Appia

レスピーギ:交響詩 ローマの噴水、松、祭り【ディスク情報】

1953年 トスカニーニ NBC交響楽団 R 松1953年 噴水1951年 祭り1949年
1958年 ロリン・マゼール ベルリン・フィル G 松のみ
1959年 フリッツ・ライナー シカゴ交響楽団 R 松、噴水
1973年 ユージン・オーマンディ フィラデルフィア管弦楽団 R 松1973年、祭り1974年、噴水1974年
1974年 セルジュ・チェリビダッケ フランス国立放送管弦楽団 ALTUS 松 未掲載
1976年 マゼール クリーヴランド管弦楽団 Dec
1976年 チェリビダッケ SWRシュトゥットガルト放送交響楽団 G 未掲載
1977年 小澤征爾 ボストン交響楽団 G
1977年 カラヤン ベルリン・フィル G
1981年 エド・デ・ワールト サンフランシスコ交響楽団
1982年 デュトワ モントリオール交響楽団 Dec
1984年 ムーティ フィラデルフィア管弦楽団 EMI
1991年 エンリケ・バティス ロイヤル・フィル NAXOS 松、祭り
1991年 シノーポリ ニューヨーク・フィル G
1991年 ヤン・パスカル・トルトゥリエ フィルハーモニア管弦楽団 CHANDOS
1993年 ヘスス・ロペス=コボス シンシナティ交響楽団 TELARC 祭り1993年、松、噴水1995年
1993年 エドゥアルド・マータ ダラス交響楽団 Dorian Sono Luminus
1994年 マゼール ピッツバーグ交響楽団 SC
1996年 ダニエレ・ガッティ ローマ聖チェチーリア国立音楽院管弦楽団 R
1999年 リコ・サッカーニ ブダペスト・フィル BPO
1999年 マリナー アカデミー室内管弦楽団 Ph
1999年 スヴェトラーノフ スウェーデン放送交響楽団 Weitblick 未掲載
2001年 大植英次 ミネソタ管弦楽団 REFERENCE 松
2007年 フランチェスコ・ラ・ヴェッキア ローマ交響楽団 BRILLIANT
2007年 パッパーノ ローマ聖チェチーリア音楽院管弦楽団 EMI
2013年 アンドレア・バッティストーニ 東京フィル 日本コロムビア
2017年 ヤンソンス バイエルン放送交響楽団 BR 松
2019年 ジョン・フィルソン シンフォニア・オブ・ロンドン CHANDOS
2019年 シャイー ミラノ・スカラ座フィル Dec 松、噴水
2021年 アレッサンドロ・クルデーレ ロンドン・フィル LINN 松のみ
2022年 ロバート・トレヴィーノ RAI国立交響楽団 ONDINE

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