レスピーギ:4つの交響的印象「教会のステンドグラス」【YouTube】
レスピーギ:4つの交響的印象「教会のステンドグラス」(吹奏楽)指揮:Jared Beu メドウズ・ウィンド・アンサンブル 2023年4月28日 出典:YouTube Church Windows (Vetrate di Chiesa) by Ottorino Respighi – Meadows Wind Ensemble (Jared Beu, cond.)
レスピーギ:4つの交響的印象「教会のステンドグラス」【名盤・おすすめ】
教会のステンドグラスは、四つの楽章に分かれており、次のとおり標題がついています。
1楽章 エジプトへの逃避(エジプトへの脱出)La fuga in Egitto (The Flight into Egypt)
2楽章 大天使ミカエル San Michele Arcangelo (St. Michael Archangel)
3楽章 サンタ・キアラの朝の祈り(聖クララの朝の祈り)Il Mattutino di Santa Chiara (The Matins of St. Clare)
4楽章 偉大なる聖グレゴリウス(聖グレゴリウス・マグヌス)San Gregorio Magno (St. Gregory the Great)
第2楽章の大天使ミカエルでは、サタンが天上から突き落とされる銅鑼のバッシャーンっ!という派手な一撃があります。また、第4楽章では、パイプオルガンの重低音の響きが入ってきます。音量をあげて聴くと、耳に良くないのでご注意ください。
ジョアン・ファレッタ バッファロー・フィル 🙄
レスピーギ:4つの交響的印象「教会のステンドグラス」 ジョアン・ファレッタ バッファロー・フィル 2006年
Respighi Vetrate di chiesa, P. 150 “Church Windows” JoAnn Falletta Buffalo Philharmonic Orchestra
ジョアン・ファレッタさんの演奏は、さらっと淡泊です。第1楽章 「エジプトへの逃避」5分の4拍子、抑揚の付け方が難しいそう。グリッサンドのような蛇使いフレーズがあって、中近東の雰囲気の味付けがなされています。ムード音楽さながらのような弦の膨らみが出てきたり、金管がふんわりした空気を描いています。
金管が人の歩みを描いているのか、蜃気楼のようなゆらゆら~とした揺れがありますね。ヘロデ王から逃げていく人々の姿でしょうか。地平線のかなたへ消えていく、黒い豆粒のような、揺らめく影になった人の歩み。オーボエやクラリネットはエキゾチックですが、弦のフレーズには抑揚が少なく平板な気がします。
第2楽章 「大天使ミカエル」 大天使ミカエルと言えば、直ぐに浮かんでくるのが、サンタンジェロ城のテッペン、モン・サン=ミシェルのテッペンにいる天使です。新約のヨハネ黙示録に出てくるんですけど~ 超有名な天使で、大都市の守護神みたいな有名な方です。日本で言えば四天王のような、ガブリエル、ラファエル、ウリエル、ミカエル。そのうちのおひとり。赤い七つの頭と十本の角を持つ竜と闘うミカエルさまは、長い剣(槍)を持っておられます。大きな翼を広げて、宙に舞いながら竜を踏みつけ、剣で刺そうとしています。(竜はサタン、堕天使です)
楽曲は、ワーグナーのような風貌で、弦が激しく上り下りして空中戦を描いているようです。そこに、「みっそぉ~ みそらしぃ~ しらしそ ふぁみ~ しれしっそ ふぁっどぉ~ らっそふぁっそ しぃ~」っと金管が絡んできます。熾烈な戦いという感じで、最後の銅鑼がオチになっています。サタンが落ちていく様だといいます。金管で奏でられるドリア旋法のフレーズが印象的です。
第3楽章 「サンタ・キアラの朝の祈り」(聖クララの朝の祈り) 静かな楽章です。「聖クララの朝の祈り」というタイトルに訳されている場合もありますが、クララは英語読みなので、同じ方です。アッシジの聖フランチェスコに帰依した女性が主人公になっており、ハープが絡んでて、つれづれなるままに~という感じで、柔らかく静かに抑揚つけて続きます。木管が横笛のように聞こえますね。
第4楽章 「偉大なる聖グレゴリウス」 遠くで鐘が鳴っており、あちこちで連鎖して響いている風情です。低い音が鳴っているところにチェレスタが入ってきます。うごめく音が、ずーっと持続してて、ところどころ、警告のように三つの音が鳴ります。段々と大きく膨らみコラール風に奏でられるという楽章です。まるで、映画「未知との遭遇」のラストシーンみたいなんですけどね。段々と高揚した金管が咆吼するなか、ズドンっと、パイプオルガンが鳴り響いてきます。
嵐のような音というか、もわっとした音にならない音圧~ ファレッタさんの演奏では、少し音圧が少なめ。穏やかではあるのですが、晴れやかにグレゴリウス1世を讃えるアレルヤ~っという声があがってきます。静まったところでの、チェレスタとパイプオルガンの二重奏かなあ。とても良いと雰囲気です。
25分程度の作品ですが、四つの小説が詰まっています。バラエティに富んでいるのと、古式ゆかしき衣を纏って壮大なスペクタルです。音響の良さに左右されるでしょうし、第4楽章では、パイプオルガンが入ってくる奥行きや広がりが欲しくなります。ファレッタさんの演奏は、ちょっぴり細めで薄口、2楽章や4楽章においては、重低音のパワーと勢いが欲しくなります。
CDカップリング:レスピーギ 「教会のステンドグラス」、「ブラジルの印象」、「ロッシニアーナ」出典:YouTube Church Windows ジョアン・ファレッタ – トピック JoAnn Falletta – Topic Provided to YouTube by NAXOS of America
ロペス=コボス シンシナティ交響楽団 😐
レスピーギ:4つの交響的印象「教会のステンドグラス」 ロペス=コボス シンシナティ交響楽団 1993年
Respighi Vetrate di chiesa, P. 150 “Church Windows” Lopez-Cobos Cincinnati Symphony Orchestra
ロペス=コボスさんの演奏は、期待するほどヌケの良い録音ではなく、焦点が明瞭に定まりません。金管の厚み、低音の豊かさはあるのですが、精緻な印象を受けません。独特の渋い教会旋法のフレーズを聴くという感じでもなく、ちょっと曖昧さがあるかも。
第1楽章「エジプトへの逃避」 蜃気楼のような雰囲気が出たら正解なのかもしれません。4分の5拍子という独特の拍感覚が、曖昧模糊とさせています。この演奏では、ちょっと間合いをもたせることで、茫洋とするのを避けているよう。テラークレーベルなので、期待して買ったCDですが、夕暮れ時の生暖かい空気が漂います。この第1楽章は、雰囲気が出ていると言えるのですが、他の楽章では、シャキシャキして~と言いたくなります。
第2楽章「大天使聖ミカエル」 大迫力、大音量で圧倒されます。しかし、金管は、ボコっとした感覚があり、録音のせいかな~と思います。カシカシっと弦が急降下してくるところはインパクトがあるのですが、金管とのバランス感覚が、微妙にずれている気がして、何か、もの足らない感じが残りました。古風な雰囲気を尊重して欲しい気がします。音量は充分に満足できるのですが、大雑把なのかな。キラキラした金属的な金管の咆哮のあと、最後のオチである銅鑼は、長い余韻を持っています。
第3楽章「サンタ・キアラの朝の祈り」(聖クララの朝の祈り) 可愛らしい旋律が流れます。木管力が強く演奏されており、切迫感があり悲しいですね。木管の二重奏って感じで柔らかく広がります。暖かくまろやかです。
第4楽章「偉大なる聖グレゴリウス」では、金管の鐘が鳴ります。呼応する音の間に、銅鑼が鳴っているようです。倍音のように広がる楽しさがあり、チェレスタが、星空の瞬きのように登場します。続いて、教会旋法の旋律が奏でられ、コラールの堂々とした旋律で歌いあげられます。パイプオルガンは、壊れたかのかと思うほど、濁った重低音で響きます。隣家の車庫前で、マフラーを切った改造車両が、ぶわ~っと排気ガスを吐き出す感じ。
独特のパイプオルガンの音ですね。最初は、何これ。何の音かわかりませんでした。音のない箇所で恐ろしい空気が吹き込まれてくるので驚きます。立体的絵画的みたいな演奏で、変わり種で面白い効果があります。最後の盛りあげも巧く、たっぷりとした響きで堂々とした立派な演奏です。真っ赤になって多分、吹いているだろう金管だけが気の毒でした。ダイナミックな演奏なので、最初に聴くには良いかもしれません。
CDカップリング:レスピーギ「教会のステンドグラス 」、「ブラジルの印象」、交響詩「ローマの祭り」出典:YouTube Church Windows シンシナティ交響楽団 – トピック Provided to YouTube by Universal Music Group
ジェフリー・サイモン フィルハーモニア管弦楽団 😙
レスピーギ:4つの交響的印象「教会のステンドグラス」 ジェフリー・サイモン フィルハーモニア管弦楽団 1984年 Respighi Vetrate di chiesa, P. 150 “Church Windows” Geoffrey Simon Philharmonic Orchestra
ジェフリー・サイモンさんの演奏は、勇壮でダイナミックですが、残響が多めの録音です。なので、ちょっと好みが分かれるかもしれません。良い意味で通俗的に演奏されてて吹奏楽風にも思いますが、この楽曲の面白みを最大限活かそうという意気込みが感じられます。若い年齢層の方なら格好良いと言ってもらえそう。
出典:YouTube Vetrate di chiesa, P. 150 Geoffrey Simon – トピック Provided to YouTube by PIAS
キース・クラーク パシフィック交響楽団 🥰
レスピーギ:4つの交響的印象「教会のステンドグラス」 キース・クラーク パシフィック交響楽団 1983年
Respighi Vetrate di chiesa, P. 150 “Church Windows” Keith Clark Pacific Symphony Orchestra
第1楽章 「エジプトへの逃避」 キース・クラーク パシフィック響の演奏は、1983年録音(アナログ)ですが、空間の広がりが感じられます。夕暮れ時、三角帆のファルッカのような帆船に乗って、太陽が沈むのを見ているような感じがします。4分の5拍子の拍感覚が、心地良いですね。船酔いしそうな揺れとは大違い。エジプトへの逃避は、駱駝の背に揺られて逃亡している光景を描いたモノだと思うんですけど、この演奏は、三角帆の船に乗ってナイル川の上流、アブシンベルで新婚旅行を楽しんでいるクレオパトラのような気分です。
第2楽章 「大天使聖ミカエル」 くす玉が割れ、天空から紙吹雪が舞い落ちてくるかのようです。響きにシャリ感があり、弦のシャリシャリした感じが特徴でしょうか。教会旋法を使った旋律は、力強く、風が舞い起こっているように感じられます。大太鼓は、力強くドンっと響き、劇的な楽曲が、より一層劇的に響きます。木管が、スッキリと一本の線のように貫いているため、精巧な演奏って感じがします。もう少し、低音のどす黒い音があっても良かったかもしれませんが、最後の銅鑼も、シャーンっという長い余韻を持って終わっています。残響が綺麗に入った演奏です。
第3楽章 「サンタ・キアラの朝の祈り」(聖クララの朝の祈り) フルートの可愛らしい旋律が聞えてきます。木管に、ふわっとした空気感がまとわりついてて、弦とも絡みついて柔らかく響きます。まろやかで爽やか。木管がよく響いているので、透明感やピュアな印象を与えます。
第4楽章 「偉大なる聖グレゴリウス」 金管の鐘が鳴り、倍音のように広がっていきます。音の広がりが見えるかのよう。音が生まれてリズムが生まれて、呼応していく感じです。続いてチェレスタの音が、星空の瞬きのように聞えます。教会旋法を使った音が、下支えにあり、立体的な球体のように広がります。
パワフルではありませんが、涼しげで、地上界よりも天上界に視点があるような気がします。優しい天上世界からの光が射し込むような気分で、涙、涙~って感じになりますね。最後、グレゴリウス一世を讃えるアレルヤ~っという晴れやかな声があがります。レファレンス Reference Recordings レーベルは録音状態が良いですね。同じレーベルからでている、
CDカップリング:レスピーギ「教会のステンドグラス」、「秋の詩」 出典:YouTube Respighi Vetrate di chiesa, P. 150 “Church Windows” パシフィック交響楽団 – トピック Provided to YouTube by NAXOS of America
レスピーギ:4つの交響的印象「教会のステンドグラス」第2曲:大天使ミカエル(San Michele Arcangelo)【聴き比べ】
第2曲の「大天使聖ミカエル」では、天使ミカエルが、悪のサタンを成敗するシーンが描かれています。サタンが落ちるシーンが、ジャーンっと銅鑼で表現されます。音が貧相な場合は、盥(たらい)を叩いたかのような音に。
アンタル・ドラティ ミネアポリス交響楽団 😘
出典:YouTube Respighi: Vetrate di Chiesa, P.150: II. San Michele Arcangelo ミネアポリス交響楽団 – トピック
Provided to YouTube by La Cupula Music
アンタル・ドラティさんの演奏は、古い録音なのでおすすめしませんが、へえ~ この曲を録音していたの?と驚きでした。そういえば、レスピーギのリュートは有名な録音がありますし、不思議ではないのかも。ちゃぶ台をひっくり返したような演奏ではなく、しっかり静謐さを持って丁寧に描きつつも、迫力は満点です。マーキュリーというレーベル会社は、きっと良い録音であることをアピールするためにも、こういった曲を選曲しているのだと思います。(自分の会社の力量をアップするための果敢なる挑戦でもあるわけ~ですよね。
フランチェスコ・ラ・ヴェッキア ローマ交響楽団 🥰
出典:YouTube Vetrate di Chiesa, P. 150: IV. San Gregorio Magno Orchestra Sinfonia di Roma & Francesco La Vecchia – トピック
レスピーギの楽曲を聴くのが、マイブームだった時があり、その際に購入しようかと思っていた全集です。その中の一枚から掲載させていただきました。まさかYouTubeで拝聴できる時が来るとは~ 良い時代です。感謝! 金管の粘りのある迫力があって良いですね。ローマ史劇の映画音楽に使えそうな重厚さです。金管の音が、古代ローマ時代の軍隊の雰囲気がするんですが~ 錯覚かしらん。このオケで、ローマの松の「アッピア街道」を聴いてみたいです。堂々としたクライマックスを形成し、ジャーン! Provided to YouTube by Kontor New Media ブリリアント盤 レスピーギ作品全集から(8枚組BOX)Francesco La Vecchia Orchestra: Orchestra Sinfonica di Roma
ジョン・ネシュリング リエージュ王立フィル 😅
出典:YouTube Vetrate di chiesa, P. 150: II. San Michele Arcangelo リエージュ王立フィルハーモニー管弦楽団 – トピック Provided to YouTube by PLATOON LTD John Neschling Orchestre philharmonique royal de Liège
ちょっと乾き気味の録音状態で軽めでサクサク系の演奏です。きりもみ状態で戦って、ぱぁ~ン! 残響がしっかり録音されています。(残響で、そこまでひっぱらなくても)
ウィル・ブレッヒ・ウィーン(吹奏楽版) 😘
出典:YouTube Respighi: Church Windows, P. 150 – 2. St. Michael Archangel (Arr. Mark Gaal for Brass Band)
ウィル・ブレッヒ – トピック Provided to YouTube by Universal Music Group
ちょっぴり遅めの演奏で、ちょいとばらけてません? ブラス、おいおいっ。あっ吹奏楽の演奏だった。(スミマセン)2019年録音 吹奏楽で、この大編成楽曲を演奏するって、大変でしょうね。さすがに、ブラスだけでは難しいので、オルガンと打楽器が追加されています。ここの銅鑼は、良い音で響いています。その他、アシュケナージ盤もあります。ナクソス(NAXOS)に多数収録されていますので拝聴してください。
レスピーギ:4つの交響的印象「教会のステンドグラス」【解説】
レスピーギの4つの交響的印象「教会のステンドグラス」は、1925年の作品です。全4楽章のうち、3楽章は、ピアノ曲集「グレゴリオ聖歌による3つの前奏曲」(Tre Preludi sopra melodie gregoriane)という曲を元に、管弦楽曲に編曲しなおして、最後の4楽章と加えたものだそうです。大天使ミカエルが、サタンである龍を成敗し、天上から突き落とすシーンが音で表現されています。
1 エジプトへの逃避(La fuga in Egitto) 5/4拍子
ヘロデ王の迫害からイエス親子が逃避する場面で、物憂げな旋律が分厚いオーケストラの中で高調するもの。
2 大天使ミカエル(San Michele Arcangelo)
天使とサタンの激しい戦闘を描く、万華鏡とも言うべき絢爛な大迫力の楽章で、レスピーギの卓越した管弦楽技法が最大限に発揮されているもの。低音部の力強い旋律は特に有名で、最大音量で全管弦楽が鳴り渡ったあと、ドラの一撃がサタンの転落を表します。吹奏楽コンクールで定番曲化しています。
3 聖クララの朝の祈り(Il Mattutino di Santa Chiara) 5/4拍子
イエスが病床で悲しんでいたクララに奇跡を起こし、教会へ出ることが出来たという物語です。
4 偉大なる聖グレゴリウス(San Gregorio Magno)
管弦楽で追加された作品ということで、管弦楽独自の効果が強調されており、3音が、次々と楽器に渡されていきます。コラール風の旋律で、オルガンのソロを経て高潮し、全管弦楽によるグローリアを奏でて壮麗に結びます。
全部で30分弱の楽曲で、テーマからして、とてもご大層ですが、絵巻のように光景が浮かんできて、これが面白いですね。特に、サタンの転落と称される銅鑼のバッシャ~ン!という一撃は、幻想交響曲の断頭台への行進曲さながら、スリリングです。また、レスピーギは、バロック音楽、17世紀頃の音楽を研究したので、その成果が作品に出てきています。この「教会のステンドグラス」も、そのエッセンスが詰まった楽曲でしょう。
もっと、いろんな演奏が増えたら嬉しいです。演奏会で取りあげていただければ超喜んじゃいます。でも、オケの編成が大きいみたいなので、うーん 難しいか。まっ、それはともかく、1925年に作曲したものなので、ローマの松、ローマの祭りの間に作曲されたものです。もともとは、ピアノ曲だったものを管弦楽に編曲しなおして、さらに1楽章を追加して完成! 原曲のピアノ曲は、「グレゴリオ聖歌による3つの前奏曲」として、CDが出ています。(Tre Preludi sopra melodie gregoriane)
レスピーギ:4つの交響的印象「教会のステンドグラス」【ディスク情報】
1954年 アンタル・ドラティ ミネアポリス交響楽団 Mercury
1983年 キース・クラーク パシフィック交響楽団 Reference
1984年 ジェフリー・サイモン フィルハーモニア管弦楽団 Chandos
1993年 ロベス=コボス シンシナティ交響楽団 TELARC
2006年 ジョアン・ファレッタ バッファロー・フィル NAXOS
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