プーランク:オルガン、弦楽とティンパニのための協奏曲(オルガン協奏曲)【YouTube】
アンドリュー・オロスコ=エストラーダ hr交響楽団(フランクフルト放送交響楽団)オルガン:イベタ・アプカルナ 動画を見て聴くと、やっぱりパイプオルガンの音がより一層迫力があります。アブカルナさんが、舞台中央で弾かれている姿を見ていると、華麗で、軽やかなタッチから出てくる音とは思えない、ダイナミックな音圧に、びっくり仰天!
リアル感マシマシです。27分24秒の動画です。出典:YouTube Poulenc: Orgelkonzert ∙ hr-Sinfonieorchester ∙ Iveta Apkalna ∙ Andrés Orozco-Estrada hr-Sinfonieorchester – Frankfurt Radio Symphony ALTE OPER FRANKFURT
プーランク:オルガン、弦楽とティンパニのための協奏曲(オルガン協奏曲)【名盤・おすすめ】
イヴェタ・アプカルナ マリス・ヤンソンス バイエルン放送交響楽団 🥰
プーランク:オルガン、弦楽とティンパニのための協奏曲(オルガン協奏曲) イヴェタ・アプカルナ マリス・ヤンソンス バイエルン放送交響楽団 2019年
Poulenc: Concerto in G Minor for Organ, Strings and Timpani, FP 93 James O’Donnell Yannick Nézet-Séguin London Philharmonic Orchestra
アプカルナさんの演奏は、上の【YouTube】コーナーでご紹介しているので、演奏動画の方をご覧になるのがお薦めだと思います。続けて演奏が聴けますし~ で、このクープランの「オルガン、弦楽とティンパニのための協奏曲」通称、オルガン協奏曲と呼ばれている曲は、管楽器は全く登場しないのですが、そのくせ、めちゃ迫力があります。まっ、弦五部だけで充分すぎるほど充分な曲で、オルガンの存在が、他の楽器を圧倒してしまいます。クープランって、洒脱の効いたエスプリ満載の軽妙な作曲家だと思い込んでいたのですが、ちょいと違いました。
最初に聴いたのが、プレストンさんと小澤さんの演奏のCDだったのですが、それは、華麗でメリーゴーランドのような、おもちゃ箱をひっくり返したような印象を持っていたのですが、他盤を聴くと、重厚で怖い演奏もあり、相当怖いじゃんか。ひぃ~っ! どれが、本来の楽曲の持ち味なのかわからなくなって、両極端を持ち合わせた楽曲だと思うようになりました。そういう意味でいうと、アプカルナさんの演奏は、軽やかに怖いです。
アハハ~ 一気に呑み込まれた感じで、奈落には落ちないです。地下で拷問を受けているような感じもしません。ヤンソンスさんも、多分、地獄行きという演奏はなさらないと思いますので、まあ、安心して聴けるかなあ~と思います。それでも怖い場面は多数出てきますけれどね。
CDカップリング:サン=サーンス 交響曲第3番オルガン付き、プーランク オルガン、弦楽とティンパニのための協奏曲 オルガン:イヴェタ・アブカルナ 2019年録音 出典:YouTube Organ Concerto in G Minor, FP 93(Live) Iveta Apkalna – トピック Provided to YouTube by NAXOS of America
ジェームズ・オドネル ヤニク・ネセ=セガン ロンドン・フィル 😨
プーランク:オルガン、弦楽とティンパニのための協奏曲(オルガン協奏曲) ジェームズ・オドネル ヤニク・ネセ=セガン ロンドン・フィル 2014年
Poulenc: Concerto in G Minor for Organ, Strings and Timpani, FP 93 James O’Donnell Yannick Nézet-Séguin London Philharmonic Orchestra
ネセ=セガンさんの演奏は、メチャ迫力があって、怖っ怖っです。リアル感があり鳥肌状態になってしまいます。こんな演奏は夜に聴くとダメですね。グワンと一発かまされた後、ティンパニーが添え物になって弦と共に暗く沈みます。オケもダイナミックに弾み、硬めの音でメリハリが感じられます。音の響きが硬いためか、ダイレクトに壁にガツンガツンとぶち当たりつつ、自分のカラダにやって来そうで、バッシバッシに音で叩きのめされます。
ジェームス・オドネルさんは、2000年から22年まで、ウエストミンスター寺院のオルガニストを務めており、その間の儀式を担当されたらしいです。あまりオルガン演奏を聴いていないので存じあげなかったのですが、録音された演奏も多いそうです。これを機会に、また拝聴したいと思います。
まあ、プーランクって特異な方ですよね。(勝手に決めつけ)ホント、プーランクの洒脱性は控えめで、明暗くっきり分かれた両極端な世界が存在している曲みたいなモノで~ 聴くなら、コントラストがハッキリついている方が良いと思うのですが、やわなワタシには、ちょっと強烈すぎかもしれません。もちろん、個人的な好みではあるのですが、しっかり、ボッコボコに打ちのめされてしまいました。
深みを覗き込んだ後の怖さは半端ないですが、この演奏は、硬めの怖さかな~ しなやかに、妖艶な世界を知った上での怖さではないかと思います。どうぞ、インデックス(トラック)が細分化されているので、ボチボチ聴いてみてくださいね。
CDカップリング:プーランク オルガン協奏曲、サン=サーンス 交響曲第3番オルガン付き オルガン:ジェームズ・オドネル 出典:YouTube Concerto in G Minor for Organ, Strings and Timpani, FP 93 (Live) London Philharmonic Orchestra Provided to YouTube by harmonia mundi
オリヴィエ・ラトリー クリストフ・エッシェンバッハ フィラデルフィア管弦楽団 🥶
プーランク:オルガン、弦楽とティンパニのための協奏曲(オルガン協奏曲) オリヴィエ・ラトリー クリストフ・エッシェンバッハ フィラデルフィア管弦楽団 2006年
Poulenc: Concerto in G Minor for Organ, Strings and Timpani, FP 93 Olivier Latry Christoph Eschenbach Philadelphia Orchestra
ラトリー、エッシェンバッハさんの演奏は、テンポにメリハリがあり、各楽章の強弱もハッキリしています。場面展開が、明確な意図を持って演奏されているようで、両極端に一気に飛ばされる感じがします。
レンジ幅が大きいので多少ビックリしちゃうところがあり、振幅の差の大きさを受け止める必要があるかも~。大きなスピーカーで聴いている分には良いのですが、電車のなかでイヤフォンで聴いているような場合には、ちょっと不便かもしれませんね。ん? 聞こえないとボリュームをあげた途端、ワタシは度肝を抜かれて焦りました。
演奏は重いです。かなり重厚で、思索型という感じの演奏で、闇が深いです~っ。ぼやっと聴いていると、凍りつきながら、ダークサイドに墜ちるかもしれません。これを好んで聴く方は、蠱惑的な誘惑には、しっかり対処できるのではないでしょうか。
冷えた怖さ、重さ、抱えきれない悲痛な、声にならない声が聞こえてきそうで怖かったです。プーランクのオルガン協奏曲(オルガン、弦楽とティンパニのための協奏曲)は、底知れぬ怖さと、にやっと笑える皮肉なところ、ふわっとした浮遊感など、いろんな世界が襲ってくるような曲です。
入り乱れてアナタを襲います。あはは~(ちょっと脅かしすぎたかも)どうぞ、絶妙なバランスをとって聴いてくださいね。深みにハマっても、しらないよーん。インデックスが細かくて、聴くのが不便な方が、危険回避できて良いかもしれません。
CDカップリング:サン・サーンス 交響曲第3番、プーランク オルガン協奏曲、バーバー 祝祭トッカータ 2006年 出典:YouTube Concerto for Organ, Strings & Timpani in G Minor, FP 93 Latry_Lee Provided to YouTube by NAXOS of America
ジリアン・ウィーア デイヴィッド・ヒル イギリス室内管弦楽団 😨
プーランク:オルガン、弦楽とティンパニのための協奏曲(オルガン協奏曲) ジリアン・ウィーア デイヴィッド・ヒル イギリス室内管弦楽団 2000年
Poulenc: Concerto in G Minor for Organ, Strings and Timpani, FP 93 Philippe Lefebvre Jean-Claude Casadesus Lille National Orchestra
ジリアン・ウィーアさんのオルガンは、ヒコックスとの1988年録音もあるのですが、とても怖さを感じる演奏だったと記憶しています。さて、イギリス室内管との演奏は、どうかな~っと拝聴したのですが。相変わらず、鳥肌モノの鋭い演奏で、速いですね。かなりリズミカルで、オルガンの間髪入れない入り方に、ぞぞーっとしつつも、のめり込んで聴いてしまいます。つかんで離さないぞと言わんばかりの弦との間合いを詰めた演奏に、うーん、虜になってしました。
一気呵成に聴かせるところは、88年の演奏と変わらない勢いがありますね。早回しの演奏を聴いているかのような感じで、ますますスピードが増した感じがします。スリリング感が半端なく、下手すると、今後、ゆったりモードの演奏は聴けないかもしれません。笑 それだけ時代として、スピードがあがっているのかな~ とも思います。
CDカップリング:プーランク オルガン協奏曲、ピエール・プティ オルガン、弦楽合奏と打楽器のためのコンチェルティーノ、ババー トッカータ・フェスティヴァ(作品36) ジリアン・ウィーア プーランクの指揮 デイヴィッド・ヒル それ以外の指揮はレイモンド・レッパード イギリス室内管弦楽団 2000年、2001年 出典:YouTube Concerto for Organ, Strings and Timpani in G Minor Gillian Weir – トピック Provided to YouTube by IDOL
フィリップ・ルフェーヴル ジャン=クロード・カザドシュ リール国立管弦楽団 😱
プーランク:オルガン、弦楽とティンパニのための協奏曲(オルガン協奏曲) フィリップ・ルフェーヴル
ジャン=クロード・カザドシュ リール国立管弦楽団 1997年
Poulenc: Concerto in G Minor for Organ, Strings and Timpani, FP 93 Philippe Lefebvre Jean-Claude Casadesus Lille National Orchestra
ルフェーヴルさん、カザドシュさんの演奏は、恐怖に落ちるわけでも、エッシェンバッハ盤のような厚みのある重厚な演奏ではないと思います。どちらかと言えば、軽妙な感じで進みます。でも~ 闇はありますねえ。ヒタヒタと近づいて、どどどぉ~っと圧倒的な音で支配されそうになります。
打楽器の音の大きさに驚かされます。ビクンっ!とお尻があがっちゃいますね。軽やかにスイスイっと弦が動き、浮遊感もあって、宙づりになる歌舞伎俳優を見ているかのような感じにも聞こえます。奈落の底に落とされた天使のようにも感じられますが、凍り付いた世界に閉じ込められたり、陰湿な感じはしません。柔らかいところもありますが、全体的にシャープな演奏で、メタリック系のような音で振り幅の大きい演奏だと感じます。
宗教的な様相の面も、多少の甘さもあって、オルガンの多彩な音が、目まぐるしく登場し、耳がついていけないほどにスピードが出ます。メリーゴーランドが回っているような、軽やかな音が、ちりばめられてて~ そうかと思うと冒頭の怖い音が、唐突に出てくるし、最後の最後には、まるでバッハのように、尊大なフーガが壮大に鳴って、バンっ! 以上、これで終わりです。って、いとも簡単にあっさり終わってしまう。
まあ、そんな人を食ったような曲です。ブキミで攻撃的なフレーズと、夢みる夢子チャン的な幻想的な楽しいフレーズと、宗教的な時空間を超えるようなフレーズと~ なんだか、わかんないカオス状態になって、煙に巻かれて終わりです。いろんな演奏で聴くと、そのうちに解るかな~とは思うのですが、聴けば聴くほど、深みにはまりそうな曲にも思えます。一つの演奏においても、いろんな局面があるので感想が難しいですね。
CDカップリング:プーランク オルガン協奏曲、クラヴサンと管弦楽のための田園のコンセール、クロード・ジュルヴェーズによるフランス組曲 1997年出典:YouTube Concerto for Organ, Strings & Timpani in G Minor, FP 93
フィリップ・ルフェーブル – トピック Provided to YouTube by NAXOS of America
マリー=クレール・アラン ジャン=ジャック・カントロフ バンベルク交響楽団 😘
プーランク:オルガン、弦楽とティンパニのための協奏曲(オルガン協奏曲) マリー=クレール・アラン
ジャン=ジャック・カントロフ バンベルク交響楽団 1997年
Poulenc: Concerto in G Minor for Organ, Strings and Timpani, FP 93 Marie-Claire Alain Jean-Jacques Kantorow Bamberger Symphoniker
アランさんの演奏は、ふわっとした幻想的な雰囲気がします。オルガン自体の音色も優しく、柔らかめ。オルガンの音色によって、かなり印象が異なりますね。90年代後半の演奏は、動画にアップされていないようでした。
CDカップリング:プーランク オルガン協奏曲、デュリュフレ アランの名に基づく前奏曲とフーガ(作品7)、ジュアン・アラン オルガン、弦楽五重奏とティンパニのためのサラバンド、デュリュフレ管弦楽のための三つの舞踏(作品6)1997年 出典:YouTube Organ Concerto in G Minor, FP 93 マリー=クレール・アラン – トピック Provided to YouTube by Warner Classics International
イアン・トレイシー ヤン・パスカル・トルトゥリエ BBCフィル 😍
プーランク:オルガン、弦楽とティンパニのための協奏曲(オルガン協奏曲) イアン・トレイシー
ヤン・パスカル・トルトゥリエ BBCフィルハーモニック 1993年
Poulenc: Concerto in G Minor for Organ, Strings and Timpani, FP 93 Ian Tracey Yan Pascal Tortelier BBC Philharmonic
トレイシーさんとトルトゥリエさんの演奏は、勢いがありスリリングで、血湧き肉躍る系の演奏になっています。怖さも半端ないです。シャンドス特有の残響の多さが、玉に瑕という感じがあって、ちょっと残念なのですが、バックを務めるトルトゥリエさんの演奏は、とても良いと思います。
パイプオルガンの迫力に埋没することなく、歯切れ良くグイグイ進むところと、恍惚とするような甘くとろけるような場面もあり、この両性具有的な場面を、どうやって受け止めたら良いのか、考える暇も与えません。ぐぐっと、つかんで離さない、ひぇーーー ご勘弁をと言いたくなるような感じで変貌しちゃうので、怖いけれど、うっとりしちゃいます。
下手をすると、身もだえしちゃうぐらいにゾクゾクさせてくれます。ある意味、危ない演奏です。えへっ、危険・危険と言いつつ、魅惑的なので~ ゼッタイに最後まで聴いちゃいます。
CDカップリング:CDカップリング:ギルマン オルガン交響曲第1番、ヴィドール オルガン交響曲第5番、プーランク オルガン協奏曲 出典:YouTube Organ Concerto in G Minor, FP 93 イアン・トレイシー – トピック Provided to YouTube by PIAS
ピーター・ハーフォード シャルル・デュトワ フィルハーモニア管弦楽団 😘
プーランク:オルガン、弦楽とティンパニのための協奏曲(オルガン協奏曲) ピーター・ハーフォード シャルル・デュトワ フィルハーモニア管弦楽団 1992年
Poulenc: Concerto in G Minor for Organ, Strings and Timpani, FP 93 Peter Hurford Charles Dutoit Philharmonia Orchestra
ハーフォードさんとデュトワさんの演奏は、録音状態が良く、現代社会の構造の歪みを感じつつ、都会的でプログレ風に聞こえます。勢いが抜群で、スリル満点です。すごい音量のパイプオルガンで、インパクトの強いダイナミックな演奏ですね。ガンガン鳴るので、特に若い方には喜ばれるように思います。
都会のコンクリート建造物のなか、一人残業して夜、歩いているようなシーン。そこに、オルガンが鳴り響くって感じでしょうか。美しいヴァイオリンに誘われ、不協和音のぼわ~っとした浮遊感に取り込まれてしまいそう。
ティンパニが鳴ってからが、すごい。すごいっ。まるで、ジェットコースターに乗っているようなスピード感で、遠心力が働いて、振り回されていく感覚です。もっと地獄めいた、えぐり出された赤裸々感が欲しいような気もしますが、蠢く怖さとは無縁かもしれません。おどろおどろしい、バケモノ的な蠢き感、地獄絵図 のような世界ではないのですが、モノトーンの都会的センスには優れた演奏です。
ハーフォードさんのオルガンが、シンセサイザーに聞こえ、プログレ(プログレッシブ・ロック)っぽいです。あくまでもワタシ的な感覚ですが、イギリスの「イエス(Yes)」の演奏してたアルバムを思い出しました。
1970年代~80年代頃のアルバム、Yesの「こわれもの」「危機」「海洋地形学の物語」など。あっ、ダメですね~脱線しましたね。馬鹿モノ~っと怒られるかもしれません。オルガンがシンセに聞こえてくるわけないのに不思議です。それにしても、プーランクさん、何にインスパイアされて作曲したでしょうねえ。
CDカップリング:プーランク ピアノ協奏曲、2台のピアノのための協奏曲ニ短調、オルガン、弦とティンパニーのための協奏曲(オルガン協奏曲) 出典:YouTube Poulenc: Organ Concerto, FP 93 – Subito andante moderato ニック・ハーフォード – トピック Provided to YouTube by Universal Music Group
サイモン・プレストン 小澤征爾 ボストン交響楽団 🤩
プーランク:オルガン、弦楽とティンパニのための協奏曲(オルガン協奏曲) サイモン・プレストン 小澤征爾 ボストン交響楽団 1991年
Poulenc: Concerto in G Minor for Organ, Strings and Timpani, FP 93 Simon Preston Seiji Ozawa Boston Symphony Orchestra ★ インデックス(トラック)が3つに区分されています。第1楽章:Andante – Allegro giocoso 第2楽章:Subito andante moderato 第3楽章:Tempo allegro
プレストンさん、小澤さんの演奏は、ふわっとした空気感、万華鏡のようなキラキラした色彩感を伴って、爽やかに演奏されています。多彩なオルガンの音色が、スムーズに組み合わさって、精密機械のように感じられ、とても楽しい演奏です。単に、オルガン協奏曲とも表記されることもありますが、オルガンとティンパニー、そして弦五部で演奏される楽曲で、金管と木管の管楽器は除かれています。
オルガンの音質が、他の楽器以上に、それぞれ個性的です。また音域が広いしボリュームだって半端なく大きなもの。とっても変化に富んでいます。プーランクは、オチャメなフレーズが入っているので、厳格なバッハを聴くよりも、なかなかに面白いのですが、真剣に聴き始めちゃうと、とっても難解ですね。調性だって解りづらいし、不協和音は混じってくるし、かといって苦虫を噛みしめていると、突如としてオチャメになったり、人を食ったような感じにもなってて、人間の感情以上に複雑みたい・・・。
炊き込みご飯のように、具がイッパイ、かき混ぜながら食べようって感じでしょうか。小澤さんの演奏は、繊細で、弦とオルガンの可愛さと軽快さがあります。デュトワさんの演奏のように都会的センスという点では、イマイチかもしれませんが、リズミカルで、弦とオルガンが、スムーズに組み合わさって精密機械のように煌めきながら演奏されていることに感動しました。こりゃ~おみごと。凄いっ。拍手です。
CDカップリング:プーランク グロリアト長調、オルガン、弦楽とティンパニーのための協奏曲 オルガン:サイモン・プレストン、田園のコンセール(チェンバロ協奏曲)チェンバロ:ピノック 出典:YouTube Poulenc: Concerto for Organ, Strings and Percussion in G Minor, FP 93 サイモン・プレストン – トピック Provided to YouTube by Universal Music Group
ジリアン・ウィーア ヒコックス シティ・オブ・ロンドン・シンフォニア 😨
プーランク:オルガン、弦楽とティンパニのための協奏曲(オルガン協奏曲) ジリアン・ウィーア ヒコックス シティ・オブ・ロンドン・シンフォニア 1988年
Poulenc: Concerto in G Minor for Organ, Strings and Timpani, FP 93 Gillian Weir Richard Hickox City of London Sinfonia
ジリアン・ウィーアさんと、ヒコックスの演奏は、かなり速めで、ガツンっと入ってきます。スピード感と良い、煌めき度といい軽妙でありながら凶暴な表情も垣間見られるメリハリのある演奏です。高音域の軽やかさ、ティンパニのドスンという音の響きは、この曲の二面性を表していると共に、愉快にも感じられるものです。
かなりの美的センスが感じられるもので、スマートです。この時期の演奏としては、多彩な音がちりばめられていて綺麗です。ふわっとした静謐さもあり、高音域の弦と、オルガンの可愛い透る音の共演は、う~ん。とっても素敵です。柔らかくて、教会のなかのステンドグラスを見ているような光景が、広がっているのです。
ふわーっとした空気感も漂ってくるし、オルガンの細い音が広がるときは、特に綺麗です。この中間部分にあたる演奏が美しくないと、救われないですよね~ あとは、怖いと言えば怖いんですから。って、ワタシは、この楽曲に、いったい何を求めているのでしょう。アカン! あまりに怖い、パワフルすぎる演奏に耳がそばだってしまって、刺激を受けすぎたようです。怖い楽曲なのだ~という思い込みがあるのかもしれません。
しかし、実際には、ウィーアさんの演奏は、女流オルガニストとは思えない迫力があるのです。ぼけーっとしていたら、ぶちのめされてしまいます。また、時折、怖いティンパニの強烈な一発打撃があります。結構、すごみある演奏です。
CDカップリング:プーランク協奏曲集 ピアノ協奏曲、クラヴサンと管弦楽のための田園のコンセール オルガン協奏曲、2台のピアノのための協奏曲、シンフォニエッタ、オーバード ピアノ:ポミエ、絵フェレック チェンバロ:マギー・コール オルガン:ジリアン・ウィーア 出典:YouTube Concerto in G for organ, strings and timpani FP 93 Various Artists – Topic Provided to YouTube by Warner Classics
マリー=クレール・アラン ジェイムズ・コンロン ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団 🙄
プーランク:オルガン、弦楽とティンパニのための協奏曲(オルガン協奏曲) マリー=クレール・アラン ジェイムズ・コンロン ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団 1984年
Poulenc: Concerto in G Minor for Organ, Strings and Timpani, FP 93 Marie-Claire Alain James Conlon Rotterdam Philharmonic Orchestra
マリー=クレール・アランさんと、コンロンさんの演奏は、他の演奏において、かなり個性的な演奏を聴いてしまったためか、淡泊な演奏で、少し物足りなさを感じてしまうかもしれません。穏やかで押しが弱いというか、う~ん。やっぱり正直に言います。オルガン曲なのだから、もっとダイナミックレンジが欲しいっ!(ああ、言っちゃった)
アランさんとコンロン盤は、オケが、ちょっぴり後ろにあって協奏曲というイメージよりも、オルガンが主体になっているものの、音響として弱いようです。ティンパニは、前半に、もっと鳴って欲しいし、ピアノの続きに響く筈なのだが、ちょっと弱いのです。あまりにも、個性的な盤を聴いちゃったので、その後に聴くと、なんだか不利なのかもしれないのですが、おどろおどろしい~ってことでもないし、凄みがあるってことでもないし、無難といえば無難です。
最初の一枚としては、良いのかもしれませんが、楽曲自体が個性的なので、どうしてもインパクトが弱い印象を受けます。アランさんには申し訳ないのですが、ちょっとがっかりでした。後半、オルガンが、鞴のようになっている部分があり、そこはパワフルですが、平凡な印象です。軽やかなタッチで水彩画っぽいです。
さらり~っと、スッキリまとまっているのですが、やはり淡泊だと思います。オルガンの音色は、音量豊かなところと弱音との差は、まずまず。しかし、エキサイトしておらず、あっさりしすぎ。 それに全体的に線が細めだと思います。
CDカップリング:プーランク 鍵盤楽器のための協奏曲集2枚組BOX プーランク:オルガン、弦楽とティンパニのための協奏曲(オルガン協奏曲)オルガン:マリー=クレール・アラン、クラヴサンと管弦楽のための「田園のコンセール」チェンバロ:トン・コープマン、2台のピアノのための協奏曲 ピアノ:フランソワ=ルネ・デュシャーブル、ジャン=フィリップ・コラール、ピアノ協奏曲 ピアノ:フランソワ=ルネ・デュシャーブル、「オーバード」(舞踏協奏曲)、ピアノと18楽器のための協奏舞踏曲 出典:YouTube Concerto pour orgue, cordes et timbales, FP 93 ジェームズ・コンロン – トピック Provided to YouTube by Warner Classics
サイモン・プレストン アンドレ・プレヴィン ロンドン交響楽団 😘
プーランク:オルガン、弦楽とティンパニのための協奏曲(オルガン協奏曲) サイモン・プレストン アンドレ・プレヴィン ロンドン交響楽団 1978年
Poulenc: Concerto in G Minor for Organ, Strings and Timpani, FP 93 Simon Preston André Previn London Symphony Orchestra
プレストンさんも、アランさん同様にモテモテ状態で、CDを収録されています。で、このプレヴィンさんとの演奏なのですが、基本路線は変わらないと思います。インデックス(トラック)が詳細に区分されていて、ちょっと聞きづらいのですが、曲の構成が解りやすいと思って掲載しました。
ここでは、6つに区分されており、ジャーンっ!と、頭にオルガンの音が響く状態です。パワフルさに、ちょっとワタシ的には、恐れおののく状態でシンゾウに悪いですね。一応、再生リストにより、一括して通して聴くことができますので、掲載していますが、個人が再生リストを作成してくださって掲載されている場合もあるので、都合により消えちゃったらゴメンなさい。
CDカップリング プーランク オルガン協奏曲、田園のコンセール オルガン、チャンバロ サイモン・プレストン ピアノ協奏曲 ピアノ:セシル・ウーセ ルドルフ・バルシャイ ボーンマス響 出典:YouTube Concerto for Organ, Strings and Timpani in G Minor, FP 93 アンドレ・プレヴィン – トピック Provided to YouTube by Warner Classics
マリー=クレール・アラン ジャン・マルティノン フランス国立放送管弦楽団 😱
プーランク:オルガン、弦楽とティンパニのための協奏曲(オルガン協奏曲) マリー=クレール・アラン ジャン・マルティノン フランス国立放送管弦楽団 1970年
Poulenc: Concerto in G Minor for Organ, Strings and Timpani, FP 93 Marie-Claire Alain Jean Martinon Orchestre National de l’ORTF
これは凄い、アランさんの恐ろしいオルガンの音が響き渡ります。地獄の道行きのような冒頭です。虚無感から引き戻され、現実に引き戻される。そんな感じのフレーズが、サンドウィッチ状に交互にやってくる。ひぇ~ まるで、地獄の責め苦のようだ。
ゴシック建築を見ているかのような圧倒的な迫力と壮麗さで、グロテスクな世界が描かれており、異次元の世界に突入って感じがする。ラフな、明るい、現代的な感覚には、逃げられない格好となっている。もちろん、怖い世界だけではなく、ちゃんと救済される世界が待っているのですが、まあ冒頭のインパクトが強すぎて~ 天国的な描写がより一層美しく、オルガンとオケの弦の美しい音色で 、救われるので安心してください。
また、両極端の世界が、両面で反対を向いているのか、それとも混合されたものなのか、よくワカラナイけれど。この曲を聴くと、ダークサイドにも、足を踏み出し てしまったという感じを受ける。あからさまに、露骨に、両面の2つの世界を描いた演奏ではないし、パワハラのような強制された、拷問を受けたかのような圧迫感のある演奏ではない。
CDカップリング:プーランク オルガン協奏曲、田園のコンセール オルガン:マリー=クレール・アラン チェンバロ:ロベール・ヴエイロン=ラクロワ 出典:YouTube Concerto for Organ, Strings and Timpani in G Minor, FP 93
ジャン・マルティノン – トピック Provided to YouTube by Warner Classics
モーリス・デュリュフレ ジョルジュ・プレートル パリ音楽院管弦楽団 😘
プーランク:オルガン、弦楽とティンパニのための協奏曲(オルガン協奏曲) モーリス・デュリュフレ ジョルジュ・プレートル パリ音楽院管弦楽団 1961年
Poulenc: Concerto in G Minor for Organ, Strings and Timpani, FP 93 Georges Prêtre Paris Conservatory Concert Society Orchestra 同じ再生リストには、フランス国立放送管弦楽団の演奏もセットされています。
デュリュフレさんによるオルガン演奏です。ミンシュさんの演奏と似ており、堅牢な構築物を見ているようなところと、どん底に突き落とされる怖さは、ほぼ同じ路線だと思います。双璧って感じですが、救済場面は優美で格調高いと思います。 ミュンシュ盤と同じく1961年と古い録音ですが、リマスタリングされているので大丈夫でした。貧相なオルガンではなかったですね。
演奏は劇的で、そのくせ上品です。オルガンは、作曲家としても有名なモーリス・デュリュフレさんで、ビートの効いた演奏で、天国と地獄、究極の世界と合わせ持った優れた演奏です。それも、短い時間のなかで、凝縮されて、長大なマーラーの交響曲なんぞ、目じゃないよぉ~って感じになっちゃうぐらい、あがりくだりの激しい、ハチャメチャどっ疲れる楽曲です。
暗闇で乗るジェットコースターというか、すーっとのぼって、ストンと落ちる遊園地のアトラクションみたいなモンにのせられて~ ぎゃーっと叫びたい気分で、おまけにフランス風の洒脱が効いているどころか、ドイツ臭い楽曲で、踏み絵を、ふめ~っと迫られているような圧迫感のある厳めしい演奏です。しかし、深いっ深いのです。虚無感、足元がぽっかり空いているという感覚。う~ん。ミュンシュ盤とは違った怖さが広がっていますね。
ミュンシュ盤は、まるでオルガンが鈍い刃物を振り回し、踏み絵を踏めと言わんばかりに迫ってくる怖さがあったけれど、プレートル盤では、オルガンが、狂気を描き、天国を描く絵筆のように感じます。芸術性が、ちょっと高いと俗っぽい言い方になるかもしれませんが、でも、そう思います。他にカップリングされた楽曲も、古い録音年なのだが、リマスタリングされており美音で~かなり聴き応えあり。なかなか~のすぐれものCDである。買ってよかったぁ。聴いてよかった~と思う。
CDカップリング:2枚組BOX プーランク:オルガン、弦楽とティンパニのための協奏曲(オルガン協奏曲)オルガン:デュリュフレ ジョルジュ・プレートル パリ音楽院管弦楽団1961年、ロコマドゥールの黒衣の聖母へのリタニア オルガン:アンリエット・ロジェ ジャック・ジュイヌー フランス放送児童聖歌隊1957年、ピアノ協奏曲 ピアノ:タッキーノ ジョルジュ・プレートル パリ音楽院管弦楽団 1966年、田園のコンセール チェンバロ:エイメエ・ヴァン・デル・ワイル ピエール・デルヴォー パリ音楽院管弦楽団 1957年、2台のピアノのための協奏曲 ピアノ:フランシス・プーランク、ジャック・フェヴリエ ピエール・デルヴォー パリ音楽院管弦楽団 1957年、「オーバード」(舞踏協奏曲)ピアノと18楽器のための協奏舞踏曲 ピアノ: ガブリエル・タッキーノ ジョルジュ・プレートル パリ音楽院管弦楽団 1965年、牝鹿 ジョルジュ・プレートル フィルハーモニア管弦楽団 アンブロジアン・シンガーズ 1980年 出典:YouTube Concerto for Organ, String Orchestra & Timpani in G Minor フランス国立管弦楽団 – トピック Provided to YouTube by Believe SAS
ベルイ・ザムコヒアン シャルル・ミュンシュ ボストン交響楽団 😧
プーランク オルガン、弦とティンパニーのための協奏曲(オルガン協奏曲) ベルイ・ザムコヒアン シャルル・ミュンシュ ボストン交響楽団 1961年
Poulenc: Concerto for Organ, String Orchestra & Timpani Charles Munch Boston Symphony Orchestra
オルガン:ベルイ・ザムコヒアン ティンパニ:エヴァレット・ファース
録音状態はまずまず良い。 地獄行きと、天国行きが、交互にやってくる恐怖のジェットコースター体験映画のようで・・・。もろ怖いっ。Blu-spec CDでも、限定販売されている。ミュンシュさんの演奏は、1961年録音と古いのですが、ずーっとCD販売され続けています。厚みのある主張の強い、アクの強い、時代がかかった演奏です。のっけから凄い。オルガンの音量は強烈で、ものすごいスゴミがあります。
不協和音的なフレーズで、グワン!と、いっぱつ、かまされた気分です。オルガンも怖いが、続く、不気味なティンパニの鳴りっぷりで、背後から襲われホラー映画のようです。エグミのある濃~い演奏で、おどろおどろしい雰囲気が漂っています。メッチャ怖いですね。
また、ミュンシュさんの演奏は、相当にぶ厚いのである。あつぼったく、重々しく、どし~ん。ずど~ん。って感じで演奏され、22分8秒というクレジットのある演奏だが、もっと長く感じます。噛みしめがいのある楽曲であり、蠢くオルガンと、楔を打ち込む硬いティンパニー、雷のようなオルガンの音色、天上に連れてくれるオルガン。
循環式に流れてくる、まるでオルゴールのようなフレーズ・・・。
万華鏡を覗いて、キラキラしているかと思えば、突然場面が変わって、遊園地のメリーゴーランドのように、くるくる~と回ってて・・・。でも、それは可愛い回転木馬のような馬じゃーなく、地獄行きの獣に乗せられて、ぐるぐる~と回っているような感覚 で、ぎゃーっ 止めて~っ、止めてぇ~と、叫びたくなるような、恐怖を味わってしまった。
ホント、ミュンシュ盤は、結構怖いです。湿気感のある、おどろ~おどろしい怖さがあります。
コンロンさんとのアラン盤は、結構、端正で上品、いたって普通というか、格調が高いというか。 この怖さを体験してしまうと、モノ足らない気分になるかもしれませんが、凡人のワタシには、中庸の小澤さんの演奏か、または、コンロンさんの盤で、よろしいかもしれません。で、デュトワ盤は、ダイナミックで、ちょっぴり通俗的で、都会的かと思います。まっ 聴いたことが無い方は、一度おためしあれ~♪ いずれにしても、怖いアトラクションが好きなた方は、クセになるかもしれません。怖い、怖いといいつつ、ワタシも、結構それなりに所有しているので・・・(笑)あっ ミンシュ盤にカップリングされている他の楽曲は、オチャメで楽しい楽曲ですが、ちょっと、今風ではないですよね。
CDカップリング: ミヨー 世界の創造 1961年、プロヴァンス組曲 1960年、プーランク オルガン、弦とティンパニーのための協奏曲 1960年、ストラヴィンスキー カルタ遊び 1960年 出典:YouTube Concerto for Organ, Timpani and Strings in G Minor
マックス・ホウバート – トピック Provided to YouTube by The Orchard Enterprises
プーランク:オルガン、弦楽とティンパニのための協奏曲(オルガン協奏曲)【解説】
プーランクのオルガン協奏曲は、この作品は1934年に作曲が開始され、1938年頃に作曲されています。正式には、「オルガン、弦楽とティンパニのための協奏曲」は、全曲は切れ目なしの単一楽章ですが、実際は三つの楽章に分けて考えることができます。演奏によっては、細かくインデックス(トラック)が七つに分かれている場合もあります。
古典的協奏曲とは違い、各楽章の構成は、かなり自由で、いくつかの動機や主題が使われています。劇的で、凶暴な感じさえ受けるアレグロの主部があり、また、静謐で内省的な美しい場面もありますし、オルガンとオケ(弦楽のみ)のバトルが始まったり、とても目まぐるしい場面展開です。
確かにオルガンの凄みのある谷底に突き落とされる旋律と、軽やかで楽しげな旋律が、交互にやってくる感じで、不思議な曲だと思います。この交互の数をカウントしたら、楽章に分かれるのかもしれませんが、そんなことより、地獄行きの切符と、天国行きの切符があるような、怖い二面性を持っているようも感じられます。インデックスが、詳細に区分されている場合は、概ね次のとおりです。
1 Andante
2 Allegro giocoso
3 Andante moderato
4 Tempo allegro, molto agitato
5 Très calme – Lent
6 Tempo de l’Allegro initial
7 Tempo d’introduction – Largo
プーランク:オルガン、弦楽とティンパニのための協奏曲(オルガン協奏曲)【ディスク情報】
1960年 ザムコヒアン ミンシュ ボストン交響楽団 R
1961年 モーリス・デュリュフレ ジョルジュ・プレートル パリ音楽院管弦楽団 EMI
1970年 アラン マルティノン フランス国立放送管弦楽団 E
1978年 プレストン プレヴィン ロンドン交響楽団 EMI
1984年 アラン コンロン ロッテルダム・フィル E
1988年 ジリアン・ウィーア ヒコックス シティ・オブ・ロンドン・シンフォニア VIRGIN
1991年 プレストン 小澤征爾 ボストン交響楽団 G
1992年 ハーフォード デュトワ フィルハーモニア管弦楽団 Dec
1993年 イアン・トレーシー ヤン・パスカル・トルトゥリエ BBCフィルハーモニック CHANDOS
1997年 アラン カントロフ バンベルク交響楽団 E
1997年 フィリップ・ルフェーヴル ジャン=クロード・カザドシュ リール国立管弦楽団 NAXOS
2000年 ジリアン・ウィーア デイヴィッド・ヒル イギリス室内管弦楽団 LINN
2006年 オリヴィエ・ラトリー エッシェンバッハ フィラデルフィア管弦楽団 ONDINE
2014年 オドネル ヤニク・ネセ=セガン ロンドン・フィル LPO
2019年 イヴェタ・アプカルナ ヤンソンス バイエルン放送交響楽団 BR
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