ウェーバー:ホルン小協奏曲【聴いてみよう】Weber: Concertino for Horn and Orchestra in E minor, Op. 45

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ウェーバー:ホルン小協奏曲(ホルンと管弦楽のためのコンチェルティーノ)【名盤・おすすめ】

マーティン・オーウェン ジョン・ウィルソン BBCフィル 😘

ウェーバー:ホルン小協奏曲(ホルンと管弦楽のためのコンチェルティーノ) マーティン・オーウェン ジョン・ウィルソン BBCフィル 2022年
Weber: Concertino for Horn and Orchestra in E minor, Op. 45 Martin Owen John Wilson BBC Philharmonic

オーウェンさんの演奏は、なだらかで、のびやかに吹かれています。流麗というか、息継ぎ、どこでしてるん?と、心配しちゃうほど、なめらかなフレージングです。第3部のところもリズミカルだし。あっ、オケにもホルンは居ますよね。時代と共に、速めの演奏になっていると感じます。昔の演奏より、かなり速めですよね。

CDカップリング:シューマン 4本のホルンと管弦楽のためのコンツェルトシュテュック、ウェーバー ホルン小協奏曲、R・シュトラウス ホルン協奏曲第1番、第2番 2022年録音 出典:YouTube Concertino for Horn and Orchestra, Op. 45, J. 188 Various Artists – Topic Provided to YouTube by PIAS

スティーヴン・スターリング マイケル・コリンズ シティ・オブ・ロンドン・シンフォニア

ウェーバー:ホルン小協奏曲(ホルンと管弦楽のためのコンチェルティーノ) スティーヴン・スターリング マイケル・コリンズ シティ・オブ・ロンドン・シンフォニア 2011年
Weber: Concertino for Horn and Orchestra in E minor, Op. 45 Stephen Stirling Michael Collins City Of London Sinfonia CDカップリング:ウェーバー クラリネット協奏曲第1番、第2番、クラリネット小協奏曲、ホルン小協奏曲 2011年録音 出典:YouTube Horn Concertino in E Minor, Op. 45, J. 188 マイケル・コリンズ – トピック Provided to YouTube by PIAS

アントニー・ハルステッド ロイ・グッドマン ハノーヴァー・バンド 🙂

ウェーバー:ホルン小協奏曲(ホルンと管弦楽のためのコンチェルティーノ) アントニー・ハルステッド ロイ・グッドマン ハノーバー・バンド 1988年 
Weber: Concertino for Horn and Orchestra in E minor, Op. 45 Anthony Halstead Roy Goodman The Hanover Band

プロ奏者でも、ナチュナルホルンは、こんなに難しいのかと再認識させられちゃった演奏です。聴いてて、ドキドキしちゃいます。Wikipediaを拝読し、一部引用させていただくと~ ナチュラル・ホルンは、19世紀前半まではバルブを持たず、自然倍音のみを発音できるナチュラル・ホルンが用いられた。この楽器では普通の状態では自由に半音階を演奏することはできない。

1814年のバルブの出現により、ナチュラル・ホルンは次第にバルブ付きホルンに取って代わられることとなる。それでもフランスのホルン奏者は、バルブ付きのホルンを好まずナチュラルホルンを愛用したため、ロマン派時代でもナチュラル・ホルンのために作曲されていることも多い。とのことでした。

いやいや、無理してバルブなしで吹かなくても~と思います。ピリオドの場合はどうしているんでしょ? 金管楽器は、音を外したらメッチャ目立つしねえ。普通のバルブ付きで演奏を聴いた方が、聴き手もほっとします。お疲れさまでした。

CDカップリング:ウェーバー オイリアンテ序曲、オベロン序曲、魔弾の射手序曲、精霊の王者序曲、舞踏への勧誘、アブ・ハッサン序曲、ペーター・シュモル序曲、交響曲第1番、ホルン小協奏曲、交響曲第2番 ホルン:アントニー・ハルステッド 1988年録音 出典:YouTube Horn Concertino in E Major アンソニー・ハルステッド – トピック Provided to YouTube by The Orchard Enterprises

ズデニェク・ティルシャル ヴァーツラフ・ノイマン チェコ・フィル 😘

ウェーバー:ホルン小協奏曲(ホルンと管弦楽のためのコンチェルティーノ) ズデニェク・ティルシャル ヴァーツラフ・ノイマン チェコ・フィル 1985年
Weber: Concertino for Horn and Orchestra in E minor, Op. 45 Zdeněk Tylšar Václav Neumann Czech Philharmonic Orchestra

ウェーバーのホルンと管弦楽のためのコンチェルティーノは、ホルン小協奏曲とも呼ばれています。冒頭は暗めで少し長い序奏部分がありますが、段々と雲が晴れてきます。ちょっと我慢してね。

で、小春日和になって、ウキウキした感じで、ティルシャルさんのホルンが始まります。第1楽章の前半は、ゆったりして、干し草の香りがするという感想も、あながち外れではないと思います。途中から、スピードアップされて細かい音符が登場します。ホルンは、血管が盛りあがり息継ぎもままならない速さに変貌します。たったら たったら たったら たった~っ 弾む弾む。で、あっさり終わり次楽章へ突入していくのですが、楽章に切れ目はありません。

若い頃にありがちな躁鬱状態で、盛りあがっては、即、落ち込むようなシーンに突入するのですが~ まあ、これも青春時代の特権事項でしょう。超低音で息苦しくなるような音がありますが、ホルンの最低の音でしょうか。第2楽章は疲れてしまいます。このホルン小協奏曲の聴きどころは第3楽章です。「どっふぁ~ そみどっ そみどっ ふぁらふぁぁ~」と歌うような楽しげなロンドのフィナーレです。速い演奏で驚きます。

楽想としては、最後は恋が成就しました~ シアワセいっぱいです。ピンク色に頬が染まっている気分です。華やかな舞踏会のようなシーンが思い浮かびます。どう聞いても、恋心を描いた楽曲でしょう。この曲を聴くと、ウェーバーは、きっと幸福な人生を送ったのだと思います。ホルンの超難曲ですが、素人の耳でも~ 大変そうなのがわかります。よくまあ~ ホルニスト泣かせでしょう。当時は、バルブ式ではないだろうに。最後に至る部分では、巻き舌風の転ぶ音の多いことに恐ろしさを感じますが、コンサートでは拍手喝采~となることでしょう。

CDカップリング:ウェーバー、F・シュトラウス、サン=サーンス、シューマン 各ホルン協奏曲集です。出典:YouTube Weber: Concertino for French Horn and Orchestra in E minor, Op. 45 Zdeněk Tylšar  Česká filharmonie/Václav Neumann Provided to YouTube by Supraphon

ヘルマン・バウマン クルト・マズア ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 😘

ウェーバー:ホルン小協奏曲(ホルンと管弦楽のためのコンチェルティーノ) ヘルマン・バウマン クルト・マズア ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 1983年 
Weber: Concertino for Horn and Orchestra in E minor, Op. 45 Hermann Baumann Kurt Masur ewandhausorchester

バウマンさんの演奏は、普通のバルブ付きで演奏されています。妙な安心感があります。(ナチュナル・ホルンは聴いてても、ドキドキしちゃう)第3部は、ロンド風のフィナーレが楽しいので好きですが、そこまでが長い~です。1975年ウィーン響との録音もあるそうですが未聴です。綺麗な音色ですよね。

CDカップリング:R・シュトラウス ホルン協奏曲第2番、ウェーバー ホルン小協奏曲(コンチェルティーノ)、R・シュトラウス ホルン協奏曲第1番 1983年録音 出典:YouTube Weber: Concertino for Horn and Orchestra in E minor, Op. 45 ヘルマン・バウマン – トピック
Provided to YouTube by Universal Music Group

ペーター・ダム ジークフリート・クルツ シュターツカペレ・ドレスデン 😘

ウェーバー:ホルン小協奏曲(ホルンと管弦楽のためのコンチェルティーノ) ペーター・ダム ジークフリート・クルツ シュターツカペレ・ドレスデン 1983年
Weber: Concertino for Horn and Orchestra in E minor, Op. 45 Peter Damm Siegfried Kurz Staatskapelle Dresden

ペーター・ダムさんのナチュナルホルンの演奏です。ゆっくり確実に~という感じで吹かれているようです。シューマンの「4本のホルンと管弦楽のためのコンツェルトシュテュック」を聴いてハマりまして、そこから、ホルンの協奏曲を聴いたりしています。で、ウェーバーを聴いているのですが、バルブなし時代に作曲されたことで、ナチュナル・ホルンでの演奏を拝聴したのですが、こりゃー ムズイ。改めて、超難しそうなことを知りました。まあ、そんな程度なので、テクニックのことは解りませんが、果敢なる挑戦です。(すみません) 貴重な演奏だと思います。

CDカップリング:ウェーバー ホルンと管弦楽のためのコンチェルティーノ、ロンツィング ホルンと管弦楽のためののコンツェルトシュテュック、サン=サーンス ホルンと管弦楽のための演奏会用小品(作品94)、シューマン 4本のホルンと管弦楽のためのコンチェルトシュテュック 1983年録音 出典:YouTube Concertino für Horn und Orchester in E-Moll, Op. 45, J. 188 ペーター・ダム – トピック Provided to YouTube by Kontor New Media GmbH

バリー・タックウェル ネヴィル・マリナー アカデミー室内管弦楽団 🤩

ウェーバー:ホルン小協奏曲(ホルンと管弦楽のためのコンチェルティーノ) バリー・タックウェル ネヴィル・マリナー アカデミー室内管弦楽団 1973年
Weber: Concertino for Horn and Orchestra in E minor, Op. 45 Barry Tuckwell Neville Marriner Academy of St Martin in the Fields

タックルウェルさんの演奏は、安定感ばっちり。巧いです。コミカルさも華やかさもあって、すこぶる楽しげに吹かれています。ラストの巻き舌風のところが綺麗に吹かれて驚きました。

CDカップリング:テレマン ホルン協奏曲、ケルビーニ ソナタ第2番、フェルスター ホルン協奏曲、ウェーバー ホルン小協奏曲、I・モーツァルト ホルン協奏曲、M・ハイドン コンチェルティーノ、ブント ホルン協奏曲第5番、6番、10番、11番、ハイドン ホルン協奏曲第1番 1973年、78年~80年録音 2枚組BOX 出典:YouTube Concertino for Horn in E Minor, Op. 45, J. 188 バリー・タックウェル – トピック Provided to YouTube by Warner Classics

ウェーバー:ホルン小協奏曲【解説】

カール・マリア・フォン・ウェーバーのホルン小協奏曲 ホ短調作品45(J.188)は、ホルンと管弦楽のための協奏的作品で、1806年から翌年、ホルニストのヨーゼフ・ダウトレヴォー(Josef Dautrevaux)のために作曲されました。1815年改作して現行版となっています。バルブ付きのホルンが広まる以前に書かれた作品で、4オクターヴ近い音域、各種の速いパッセージ、重音奏法など、様々な技巧が要求され、現在でも難曲だそうです。

単一楽章ですが、大きく三つに分けられ、後に書かれたクラリネットのための小協奏曲と類似した構成をもっています。演奏時間は約12分。第1部は、アダージョ、4/4拍子の短い序奏のあと、アンダンテ、6/8拍子でホルンが歌います。ここで、すでに2オクターヴ以上の音域です。

第2部は、ホ長調に転じ、アンダンテ、2/4拍子で主題が提示された後、五つの変奏が続きます。第5変奏はレチタティーヴォ風のアダージョで、重音奏法を要求されるカデンツァが挿入されています。第3部は、ロンド風のフィナーレで、華々しく終わります。ホルンの難曲です。速いパッセージになると頭に血がのぼりそうですが、最後は、シアワセ感に包まれます。

ウェーバー:ホルン小協奏曲【ディスク情報】

1973年 バリー・タックウェル マリナー アカデミー室内管弦楽団 EMI
1983年 ペーター・ダム ジークフリート・クルツ シュターツカペレ・ドレスデン BERLIN
1983年 ヘルマン・バウマン クルト・マズア ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 Ph
1985年 ズデニェク・ティルシャル ヴァーツラフ・ノイマン チェコ・フィル Sup
1988年 アントニー・ハルステッド ロイ・グッドマン ハノーヴァー・バンド NIMBUS
2011年 スティーヴン・スターリング マイケル・コリンズ シティ・オブ・ロンドン・シンフォニア CHANDOS
2022年 マーティン・オーウェン ジョン・ウィルソン BBCフィル CHANDOS

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