ヴィエルヌ:「ウェストミンスターの鐘」【聴いてみよう】Vierne: Pièces de fantaisie, Suite No.3, Op.54 – 6. Carillon de Westminster

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ヴィエルヌ:「ウェストミンスターの鐘」【YouTube】

ヴィエルヌ:ウェストミンスターの鐘 7分16秒の動画です。パリのノートルダム大聖堂の大オルガンです。オルガン:オリヴィエ・ラトリー Vierne: Carillon de Westminster( Pièces de fantaisie, Suite No. 3, Op. 54 – 6) 出典:YouTube [Notre-Dame] Carillon de Westminster, Louis Vierne L’Orgue, le Grand

ヴィエルヌ:ウェストミンスターの鐘 7分33秒の動画です。オルガン:ガブリエル・デッサウアー Gabriel Dessauer ドイツ ヴィースバーデンの聖ボニファティウス教会だそうです。Vierne: Carillon de Westminster( Pièces de fantaisie, Suite No. 3, Op. 54 – 6) 出典:YouTube Louis Vierne, Carillon de Westminster, op. 54/6 Gabriel Dessauer

ヴィエルヌ:ウエストミンスターの鐘【名盤・おすすめ】

ペトゥル・サカリ 🥰

ヴィエルヌ:ウェストミンスターの鐘 ペトゥル・サカリ 2013年
Vierne: Carillon de Westminster( Pièces de fantaisie, Suite No. 3, Op. 54 – 6) Petur Sakari

ペトゥル・サカリさんは、1992年生まれ、フィンランド出身のオルガニストです。このCDを収録した時は、まだ若干二十歳だったそうです。演奏の冒頭では、遙か彼方から聞こえてきた鐘が、徐々に大きくなって行くところの距離感は圧巻です。ふふっ、増幅する音の圧が気持ち良くなるのです。たまには、パイプオルガンの圧倒的なパワーを貰って元気をだしましょう。

CDカップリング:トゥルヌミール(デュプレ編曲)コラール即興曲「復活のいけにえに」、ヴィエルヌ:幻想的小品集 月の光、トッカータ、即興曲、ウェストミンスターの鐘 メシアン 天上の宴、デュプレ 前奏曲とフーガ(作品7-1)、デュリュフレ組曲(作品5)2013年録音 出典:YouTube Pièces de fantaisie, Op. 54: VI. Carillon de Westminster ペートゥル・サカリ – トピック Provided to YouTube by NAXOS of America

マリー=クレール・アラン 😘

ヴィエルヌ:ウェストミンスターの鐘 マリー=クレール・アラン 1989年or1993年
Vierne: Carillon de Westminster( Pièces de fantaisie, Suite No. 3, Op. 54 – 6)Marie-Claire Alain

マリー=クレール・アランさんは、とても有名な女流オルガニストです。で、CDが大量に発売されているのですが、あまりパイプオルガンの楽曲を聴かずにいたのです。サブスクを利用して拝聴しました。マリー=クレール・アラン~フランスのオルガン作品録音集(22枚組BOX)に収録されている<CD17>かと思うのですが、もしかしたら、CDジャケット写真が、あまりにもお若い時代のものなので、1950年代の演奏かもしれません。ルイ・ヴィエルヌについては、オルガン交響曲全集と、幻想的小品集組曲第3番Op.54~ウェストミンスターの鐘と、幻想的小品集組曲第2番Op.53~トッカータが、収録されているようでした。とても品のある演奏です。出典:YouTube 24 Pièces de fantaisie, Suite No. 3, Op. 54: No. 6, Carillon de Westminster マリー=クレール・アラン – トピック Provided to YouTube by Warner Classics

ダニエル・コルゼンパ 😱

ヴィエルヌ:ウェストミンスターの鐘 ダニエル・コルゼンパ 1987年
Vierne: Carillon de Westminster( Pièces de fantaisie, Suite No. 3, Op. 54 – 6)Daniel Chorzempa

最初は、綺麗に鐘が鳴り始めるのですが、最後には、すごく濁った音で、ぶわぁぁ~ん。ドン引きしちゃった演奏です。ウチの小さな家が、ぶっ飛びそう。天井が落ちてきそう~。ド迫力に鳴りますのでご注意ください。

CDカップリング:ヴィエルヌ オルガン交響曲第1番作品14、幻想曲集第1番「献呈」、第2番「アンブロンプチュ」、第3番「夜の星」、第6番「ウエストミンスターの鐘」 出典:YouTube Vierne: Pièces de fantaisie, Suite No. 3, Op. 54 – 6. Carillon de Westminster ダニエル・コルゼンパ – トピック Provided to YouTube by Universal Music Group

サイモン・プレストン 😘

ヴィエルヌ:ウェストミンスターの鐘 サイモン・プレストン 1983年~84年
Vierne: Carillon de Westminster( Pièces de fantaisie, Suite No. 3, Op. 54 – 6)Simon Preston

「ウェストミンスターの鐘」は、誰でも聴いたことのあるフレーズです。そう、学校や会社で、始業・終業時間の合図として使われているチャイムです。この「キンコンカンコン~」を聴くと、遅刻する~っと駆け出していた人もおられるでしょうか。ワタシは、さあ、ランチタイム! 「キンコン カンコン・・・」たった4つの音が、柔らかいソフトな響きになっており、とても心地良い曲です。教会のオルガンで聴くと安心感がありますね。なぜ、このフレーズが、日本のあちらこちらの学校のチャイムとして使われだしたのか、それはワカラナイです。あちらこちらのWebサイトを放浪してみましたが、確たる説はないようでした。

ウェストミンスターの鐘とは、ご存知のとおり、ロンドンの国会議事堂の鐘 通称ビック・ベンの鐘のことです。ウェストミンスターの鐘は、元々は、ヴィエルヌ(Louis Victor Jules Vierne)の「24Pieces de Fantaisie」(24の幻想曲・24の幻想的小作品)という楽曲に含まれています。第3番の第6楽章で、あまりCDにも収録されていないのか、オルガン作品集のなかに埋もれているのかもしれませんが、単独で見つけることは難しいかもしれません。今では、デジタルで作成できそう。プレストンさんの演奏では、わずか7分弱の短い楽曲です。

ヴィドールのオルガン交響曲第5番のオマケのように、CDに収録されていたのを見つけました。ヴィエルヌさんの楽曲のなかでは、4つの音符が、変奏曲風にアレンジされ、執拗なぐらいに繰り返されています。プレストンさんのオルガンは、始業の合図、キンコンカンコン~ではなく、心地良い楽曲に仕上がっているのでご安心くださいね。ほっとする響きの良い曲でした。

CDカップリング:ヴィエルヌ「ウェストミンスターの鐘」Op.54-6、ヴィドール オルガン交響曲第5番 出典:YouTube Vierne: Pièces de fantaisie, Suite No.3, Op.54 – 6. Carillon de Westminster サイモン・プレストン – トピック Simon Preston – Topic Provided to YouTube by Universal Music Group

ヴィエルヌ:24の幻想曲

ヴィエルヌ:24の幻想曲 抜粋版 オルガン:オリヴィエ・ラトリー
Louis Vierne: 24 Pièces de Fantaisie Olivier Latry

ヴィエルヌの24の幻想曲は、第1曲より、とても不可思議な空間に入っていくようです。天空に浮かんでいるような雰囲気がします。これは文字どおり幻想的です。うーん、これはまた深ぼりして聴いてみたい曲が詰まっていそうです。出典:YouTube Suite No. 1: Prélude Latry_Lee Provided to YouTube by BNL – Syrius

ヴィエルヌ:ウエストミンスターの鐘【解説】

ウェストミンスターの鐘(作品 54、No. 6) は、ルイ・ヴィエルヌによってオルガンのために書かれた作品です。この曲は、1927 年に初版が出版されたヴィエルヌの24の幻想曲の第3組曲第6番目の曲です。ニ長調で複三拍子です。1858年以来、ウェストミンスター宮殿の時計塔から、一時間ごとにチャイムが鳴り響く鐘をモチーフにした幻想曲です。チャイムは、ホ長調、G ♯、F ♯の 4 つの音を奏でるそうです。ヴィエルヌは1927年を初演し成功を収めているようです。まだまだオルガン曲は知らないことが多い分野なので~ 申し訳ありません。Wikipediaをリンクしておきます。

ヴィエルヌ:ウエストミンスターの鐘【ディスク情報】

1983年 サイモン・プレストン G
1987年 ダニエル・コルゼンパ Ph
1989年 マリー=クレール・アラン E
2013年 ペトゥル・サカリ BIS

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