ブゾーニ:クラリネット小協奏曲・ピアノ協奏曲【聴いてみよう】Busoni: Concertino for Clarinet and small Orchestra

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ブゾーニ:「トゥーランドット」組曲

リッカルド・ムーティ ミラノ・スカラ座フィル

ブゾーニ:「トゥーランドット組曲」より6曲 リッカルド・ムーティ ミラノ・スカラ座フィル 1992年
Busoni: Turandot Suite op.41 Riccardo Muti Orchestra Filarmonica della Scala

ムーティさんの演奏は、6曲抜粋になっています。
1 第1幕「処刑、城門、別れ」 Die Hinrichtung, das Stadttor, der Abschied aus der Musik zum ersten Akt
2 「トルファルディーノ」(序奏とグロテスクな行進曲) Truffaldino (Introduzione e marcia grotesca)
3 「アルトゥム」行進 Altoum. Marsch
5 第3幕「女たちの部屋」 Das Frauengemach. Einleitung zum III. Akt
7 第4幕「夜のワルツ」 ”Nächtlicher Walzer” aus der Musik zum vierten Akt
8 第5幕「葬送行進曲風に、トルコ風フィナーレ」 ”In modo di Marcia funebre” e “Finale alla Turca” aus der Musik zum fünften Akt.
番号が飛んでいますが、第4曲、第6曲が演奏されていません。合唱入りの「踊りと歌」と、中国風な「トゥーランドット」を割愛して6曲が収録されています。出典:YouTube Turandot Suite, Op. 41 リッカルド・ムーティ – トピック Provided to YouTube by Sony Classical

ブゾーニ:クラリネット小協奏曲【名盤・おすすめ】

ジョン・ブラッドベリ ネーメ・ヤルヴィ BBCフィル 😘

ブゾーニ:クラリネット小協奏曲(クラリネット・コンチェルティーノ) ジョン・ブラッドベリ ネーメ・ヤルヴィ BBCフィル 2001年 Busoni: Concertino for Clarinet and small Orchestra, Op.48 John Bradbury Neeme Järvi BBC Philharmonic Orchestra

ブゾーニのクラリネット・コンチェルティーノは、1918年に作曲されています。ブラッドベリさんのクラと、N・ヤルヴィさんの演奏は、録音状態も良く、艶のある演奏です。内容は、まだまだ聞き込めてないので~。ご容赦を。CDカップリング:ブゾーニ 管弦楽組曲「武装した組曲」、悲劇的子守歌、クラリネット・コンチェルティーノ、サラバンドと行列「ファウスト博士」のための2つの習作 2001年録音 出典:YouTube Ferruccio Busoni : Concertino in B-flat major for clarinet and orchestra Op. 48 (1918) Rodders

ポール・メイエ デヴィッド・ジンマン イギリス室内管弦楽団 😔

ブゾーニ:クラリネット小協奏曲(クラリネット・コンチェルティーノ) ポール・メイエ デヴィッド・ジンマン イギリス室内管弦楽団 1992年 Busoni: Concertino for Clarinet and small Orchestra, Op.48 Paul Meyer David Zinman Einglish Chamber Orchest

ブゾーニのクラリネット小協奏曲は、1919年に作曲されています。ブゾーニっていえば、ピアニストの登竜門で有名なブゾーニ国際ピアノコンクール。このコンクールに名前が冠されているぐらい有名なピアニストです。フェルッチョ・ブゾーニ(Ferruccio Busoni)は、1866年生まれ。イタリア出身でドイツを中心に世界中で活躍した作曲家・編曲家・ピアニストです。

ここでご紹介するのは、メイエさんが演奏するクラリネット小協奏曲です。クラリネット小協奏曲は、何度か繰り返して聴きましたが、主題は、どれ?どこなの?という感じです。10分程度の小曲ですが、いろんな要素が登場して、ちょっと謎めいてます。おっとりしてそうで素早く、草原の風景のイメージかと思えば霧散してしまい。ぷわ~っと吹いているかと思えば、飛び跳ねて、どっかに行ってしまうという具合です。4つに区分されるらしいのですが、どこで区分されているのかもわかりづらい曲です。(わからん!)

CDカップリグ:モーツァルト クラリネット協奏曲、ブゾーニ クラリネット小協奏曲、コープランド クラリネット協奏曲 出典:YouTube Busoni Concertino for Clarinet and small Orchestra イギリス室内管弦楽団 – トピック Provided to YouTube by Universal Music Group ★ YouTubeのタイトル表示が誤っています。Copland→ Busoni

デイヴィッド・シフリン シュワルツ ロサンゼルス室内管弦楽団 😘

ブゾーニ:クラリネット小協奏曲(クラリネット・コンチェルティーノ) デイヴィッド・シフリン ジェラード・シュワルツ ロサンゼルス室内管弦楽団 1983年
Busoni: Concertino for Clarinet and small Orchestra, Op.48 David Shifrin Gerard Schwarz Los Angeles Chamber Orchestra

シフリンさんは、1950年生まれのアメリカ出身のクラリネット奏者です。サブスクを利用して拝聴しましたが、曲に馴れてきたせいか、ちょっとわかりやすくなってきました。でも、まだまだ~ シフリンさんは、とても軽やかに吹かれています。ピアノ協奏曲とは違って、じみ~なクラリネットの作品です。CDカップリング:ジェラード・シュウォーツ・コレクション30枚組BOX 出典:YouTube Clarinet Concertino, Op. 48 デイヴィッド・シフリン – トピック Provided to YouTube by NAXOS of America

ブゾーニ:ピアノ協奏曲【名盤・おすすめ】

キリル・ゲルシュタイン サカリ・オラモ ボストン交響楽団 😘

ブゾーニ:ピアノ協奏曲 キリル・ゲルシュタイン サカリ・オラモ ボストン交響楽団 2017年
Busoni: Piano Concerto in C Major, Op. 39  Kirill Gerstein Sakari Oramo Boston Symphony Orchestra

ゲルシュタインさんの演奏は、最近のものです。最初は気持ち良く拝聴することができるのですが、そのうちに長すぎて息切れがします。演奏する方も大変でしょうが、聴くのも大変かなあ。マーラーの交響曲も、ちょっと大変ですので、同じように巨大化しすぎた曲です。まあ、最初の方だけ聴いてみてはどうでしょう。ワタシはサブスクを利用して拝聴しました。出典:YouTube Busoni: Piano Concerto in C Major, Op. 39 (Live) サカリ・オラモ – トピック Provided to YouTube by Universal Music Group

マルク=アンドレ・アムラン マーク・エルダー バーミンガム市交響楽団 😘

ブゾーニ:ピアノ協奏曲 マルク=アンドレ・アムラン マーク・エルダー バーミンガム市交響楽団 1999年
Busoni: Piano Concerto in C Major, Op. 39  Kirill Gerstein Sakari Oramo Boston Symphony Orchestra 

アムランさんが、果敢に挑戦した演奏です。CDを購入したのですが、あまりの巨大な楽想についていけず、速攻、CD棚に死蔵してしまいました。改めて聴いてみたもの。美しい旋律が綴られていますが、全容をまだ把握できないですね。また聴いてみます。
出典:YouTube Busoni: Piano Concerto in C Major, BV 247 マーク・エルダー – トピック バーミンガム市交響楽団 – トピック Provided to YouTube by Universal Music Group

ギャリック・オールソン クリストフ・フォン・ドホナーニ クリーヴランド管弦楽団 🙂

ブゾーニ:ピアノ協奏曲 ギャリック・オールソン クリストフ・フォン・ドホナーニ クリーヴランド管弦楽団 1989年 Busoni: Piano Concerto in C Major, Op. 39  Garrick Ohlsson Christoph von Dohnányi The Cleveland Orchestr

アムランさんのCDと同様の憂き目にあって、CD棚の片隅に追いやられてしまいました。ごめんなさい。再度、改めて聴く機会があるのかどうかも、とっても怪しいです。出典:YouTube Busoni: Piano Concerto in C Major, Op. 39, BV 247 クリストフ・フォン・ドホナーニ – トピック Provided to YouTube by Universal Music Group

ブゾーニ:ピアノ協奏曲【解説】

ブゾーニのピアノ協奏曲(作品39)は、唯一のピアノ協奏曲で、1904年に作曲されています。楽曲は5楽章で構成されており、男声合唱が登場します。あまりに巨大すぎて唖然とします。ピアノ協奏曲に合唱を導入する曲は、ベートーヴェン「合唱幻想曲」(作品80)、ダニエル・シュタイベルト「ピアノ協奏曲第8番」、アンリ・エルツ「ピアノ協奏曲第6番」(作品192)があるそうですが、聴いたことが・・・ありません。

ブゾーニ:クラリネット小協奏曲・ピアノ協奏曲【ディスク情報】

1983年 デイヴィッド・シフリン シュワルツ ロサンゼルス室内管弦楽団 NAXOS
1992年 ポール・メイエ ジンマン イギリス室内管弦楽団 DENON
2001年 ジョン・ブラッドベリ ネーメ・ヤルヴィ BBCフィル CHANDOS
1989年 ギャリック・オールソン ドホナーニ クリーヴランド管弦楽団 TELARC
1999年 マルク=アンドレ・アムラン マーク・エルダー バーミンガム市交響楽団 HYPERION
2017年 キリル・ゲルシュタイン オラモ ボストン交響楽団 MYRIOS

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