シベリウス:交響詩「タピオラ」【YouTube】
YouTubeで、よく見られている演奏です。ラトル、ロンドン響
シベリウス:交響詩「タピオラ」 サイモン・ラトル ロンドン交響楽団 2022年9月18日 ロンドン バービカンホールでのコンサートの模様です。17分58秒の動画です。出典:YouTube Sibelius Tapiola // London Symphony Orchestra & Sir Simon Rattle London Symphony Orchestra
シベリウス:交響詩「タピオラ」【名盤・おすすめ】
クラウス・マケラ オスロ・フィル 🤩
シベリウス:交響曲第1番 クラウス・マケラ オスロ・フィル 2021年
Sibelius: Symphony No. 1 in E Minor, Op. 39 Klaus Mäkelä Oslo Philharmonic Orchestra
マケラさんの演奏は、激しい一面を覗かせて勢いよく出てきます。すっと静まるところの美しさ、旋律を長く保ちながら微動させていくところが素敵です。弦の動きに緊張感があり、弦の語尾にキレがあります。そして、弦を小刻みに震わせて幅の狭い音のなかで、もわもわ~とした闇を描くのが巧いです。明るいようで暗く、暗いなかにコミカルな動きを出してみたり、木管が総じて巧いです。現代音楽のような雰囲気も醸し出していますし、ダークサイドのような世界観があり、このあたりは、平凡じゃないわ、やっぱり~と感じます。
他の演奏で聴いていると、舞台の展開に気づかないまま終わるのですが、マケラさんの演奏には、メリハリがあって、高いストーリー性を感じます。シベリウスの楽曲は、あまり表情が顔に出ません。あまりエモーショナルではありませんが、現代音楽のエッセンスを加味した演奏となっており、まるで、ダークサイドに墜ちた主人公の映画音楽みたいで劇的なタピオラです。ラストでは、パイプオルガンなの? というような音が響きます。
うーん、恐るべしマケラさん。シベリウスの交響詩、シベリウス作品のなかでも、来るとこまで来ちゃったか~という楽曲ですが、いきなり極めた感がします。そして、若いのに~ いきなり交響曲全集に、タピオラだけを入れてくるなんて~! 恐るべし。聴き手もうかうかしてられません。レベルアップが必要です。
CDカップリング シベリウス:交響曲全集第1番~第7番、交響詩タピオラ、3つのフラグメント(ティモ・ヴァイルタネン校訂)2021年 出典:YouTube Sibelius: Tapiola, Op. 112 オスロ・フィルハーモニー管弦楽団 – トピック Provided to YouTube by Universal Music Group
オッコ・カム ラハティ交響楽団 😱
シベリウス:交響詩「タピオラ」オッコ・カム ラハティ交響楽団 2011年
Sibelius: Tone Poems Tapiola, Op. 112 Okko Kamu Lahti Symphony Orchestra
カムさんの演奏は、ストイックな静的な演奏で、静まりかえった気配のなかで、何かが動いているという雰囲気が醸し出されています。目に見えない何かが~という感じで、ワタシの駄耳で感じ取れるわずかな気配を、五感をフル回転させて聴いていく必要があるようです。クールな空気感のなか、弦の透き通るような響きがあり、それもわずかな響きで支配されています。
うーん、これは、別次元でのスピリチュアルな世界のようで~ 無限大というスケールです。あえて例えるなら、漆黒の闇というか、宇宙のブラックホールに吸い込まれてしまいそうな感じというか。現代音楽的な響きが随所に感じられ、峻厳な場所に、キワキワに立って危ない感じがします。これに吸い込まれたらヤバイと思いつつ、吸い込まれそうな世界が広がっているので、せっかくなのでダイブしてください。精神性という言葉は、好きではありませんが、聴けば、なんだか一段階、レベルがあがった感じがします。おおっ、脱皮したか~っ。(そんなワケないんですけど、まあ、そんな感じです。)
CDカップリング:シベリウス テンペスト序曲、テンペスト組曲第1番、第2番、交響詩「吟遊詩人」、タピオラ 2011年録音 出典:YouTube Tapiola, Op. 112 ラハティ交響楽団 – トピック Provided to YouTube by PLATOON LTD
サカリ・オラモ バーミンガム市交響楽団 😐
シベリウス:交響詩「タピオラ」サカリ・オラモ バーミンガム市交響楽団 2003年
Sibelius: Tone Poems Tapiola, Op. 112 Sakari Oramo City of Birmingham Symphony Orchestra
冒頭のフレージングは、他の演奏を比べると、速く平板で、のっぺりした感じがします。身ぶり手ぶりを大きく、濃い味付けをしている演奏と比べると、あれこれ、いろいろと仕掛けを講じていない演奏という気がします。しかし、すわっと風が吹き、蜃気楼のように立ち上がって空気感があり、木管と弦の動きが、ふわふわして、ある一種の気体のように動いている感じがします。フルートの強い吹きも、神の息吹のようです。もう少しキレがあれば嬉しいでしょうか。神宿りのような曲で、森の精霊たちが、蠢き囁きあっている感じがする、この楽曲は、聴いて、どこまで耳を澄ませて聴けるか、感じられるか、聴き手の感覚次第でしょうが、冷え冷えとした録音で聴きたい気がします。オラモさんの演奏は、15分43分のクレジットです。
CDカップリング:シベリウス 交響曲第6番、7番、交響詩「タピオラ」 YouTubeにおいては、カレリア組曲、交響詩「ポヒョラの娘」、吟遊詩人、フィンランディア、タピオラがカップリングされています。出典:YouTube Tapiola Op.112 サカリ・オラモ – トピック Provided to YouTube by Warner Classics International
オズモ・ヴァンスカ ラハティ交響楽団 🥰
シベリウス:交響詩「タピオラ」オズモ・ヴァンスカ ラハティ交響楽団 1997年
Sibelius: Tone Poems Tapiola, Op. 112 Osmo Vänskä Lahti Symphony Orchestra
ヴァンスカさんの演奏は、透明度が高い録音で、それだけで雰囲気が良く、音のパワースポットという感じがします。もしかしたら、霊感が宿るかもしれません。笑 冒頭、「どぉ~ しどれど どどぉ~しぃ~」というフレーズが繰り返されます。(あっ 音は正確ではありません)金管や木管のフレーズが発した残響が美しく、渦巻く弦が「どぉ~ しどれ れど どど どぉ~」「みぃ~ れみふぁみ みみぃ~れどぉ~」ふっと音が消える去り、緊張感があります。神秘的な劇音楽という感じがします。精霊が息づいているかのよう。
大きく息を、吸って吐いたときの、安堵感があります。フレーズを繰り返すなかで、空気が段々と暖められるかのようでもあり、深く沈んで、さらに、鎮静化してくようでもあり、何かを蘇らせようとする前触れを感じさせるようでもあり、不思議な感覚がありますね。イメージは、人それぞれに違うかもしれませんが。まず、感じなければ~と訴えてくるような演奏ですし、聴けば、明るい未来が感じられそうです。
CDカップリング:シベリウス交響曲第6番、7番、交響詩「タピオラ」YouTubeにおいては、全集がカップリングされています。出典:YouTube Tapiola, Op. 112 ラハティ交響楽団 – トピック Provided to YouTube by PLATOON LTD
レイフ・セーゲルスタム ヘルシンキ・フィル 😨
シベリウス:交響詩「タピオラ」 レイフ・セーゲルスタム ヘルシンキ・フィル 1994年
Sibelius: Tone Poems Tapiola, Op. 112 Leif Segerstam Helsinki Philharmonic Orchestra
せーゲルスタムさんの演奏は、静的というより動的で、叙事詩的に聞こえます。動きがダイナミックで、巨人が眠っている感じで、そのイビキかしらん。という感じです。金管がぼぼぼぉ~と吹かれて、慌ただしく、ばたばたっとした感じを受けます。他の演奏より、息が浅いわけではないと思うのですが、落ち着かないのです。
ただ、後半になると、一転して、クールな響きで襲いかかってくる隆起したパワーと、静まりかえった気配になるので、余計に怖くなってきます。えっ、これは計算尽くだったのかしらん。どうやら嵐の前だったようで、表情が嶮しくなります。やっぱり計算尽くの劇的効果を狙っていたようです。静的な神々というより、怪物に近い巨人が目を覚ましたようです。
CDカップリング:シベリウス レンミンカイネン組曲1995年、交響詩タピオラ 1994年 出典:YouTube Tapiola, Op. 112 ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団 – トピック Provided to YouTube by NAXOS of America
ヘルベルト・ブロムシュテット サンフランシスコ交響楽団 🙂
シベリウス:交響詩「タピオラ」ヘルベルト・ブロムシュテット サンフランシスコ交響楽団 1991年
Sibelius: Tone Poems Tapiola, Op. 112 Herbert Blomstedt San Francisco Symphony
シベリウスは、ツーンと冷たい空気感が合っていると思っていたのですが、このブロムシュテットさんの演奏は、じわじわと熱い演奏です。フルートが、ツーンと張り詰めた宙を、すわーっと駆け抜けて欲しい~ そう思っていたのですが、この演奏は、さにあらず。暖かみのある録音で、細かな弦のフレーズの運動機能は高く、迫力があります。ティンパニーの音が厳かに鳴り、弦の「そぉ~ ふぁそらそ ふぁっ そぉ~ れぇ~・・・」というフレーズは、神々の存在を感じたいところです。
眼に見えないものを、どう音化するのか、とっても難しいように思います。自然界の神を信じるモノにとっては、 雰囲気で感じ取りたいですね。ブロムシュテット盤は、ふわっとした空気感の作り方が巧いです。生暖かい空気感のなかで、弱音のティンパニー、フレーズにならない弦の細かい音の振動が膨らみます。フルートのビブラート音に、少し違和感がありましたが、生暖かい空気を振り払うかのように、ラストでは、力強くティンパニーと金管が吹かれ、パワフルな姿を見せます。シベリウスの後期作品は、ゲンダイオンガクに近い曲だと思っていますが、ブロムシュテットさんの演奏は、浪漫派の演奏線上にある感じがしました。弦の軋み感は、人の悲痛な叫びをあげているかのように、生々しいので、この演奏は、なかなかに微妙な立ち位置に立っているようです。
CDカップリング:シベリウス 交響曲第2番、交響詩「タピオラ」、悲しきワルツ 出典:YouTube Sibelius: Tapiola, Op. 112San Francisco Symphony Provided to YuTube by Universal Music Group
ユッカ=ペッカ・サラステ フィンランド放送交響楽団 😨
シベリウス:交響詩「タピオラ」パーヴォ・ベルグルンド ヘルシンキ・フィル 1987年
Sibelius: Tone Poems Tapiola, Op. 112 Jukka-Pekka Saraste Finnish Radio Symphony Orchestra
サラステさんの演奏は、突き詰めてきたところの一つの完成形という気がします。ちょっと背筋が凍りそうな冷たさと怖さがあります。神への畏怖心という風に受け止めて良いのだろうと思いますが、人肌の暖かみを感じるベルグルンドさんの演奏とは、かなり違いが感じられます。ヴァンスカさんの演奏に近いのですが、打ち込みも激しく、引き締まった体躯の巨人に睨まれている感じで、足がすくみます。
曲のラストに近づくにつれて、神の領域に近づいてきたのか、すごみが出てきて、段々と怖くなってくる演奏です。北欧系の指揮者においても層が厚く、サラステ、サロネン、ヴァンスカと同じ年代で、各人大成されていますが、演奏の幅を広げつつ活躍されており、今後も楽しみです。
CDカップリング:シベリウス交響曲第5番、6番、交響詩タピオラ 1987年 出典:YouTube Tapiola, Op. 112
ユッカ=ペッカ・サラステ – トピック Provided to YouTube by RCA Red Seal
パーヴォ・ベルグルンド ヘルシンキ・フィル 😘
シベリウス:交響詩「タピオラ」パーヴォ・ベルグルンド ヘルシンキ・フィル 1987年
Sibelius: Tone Poems Tapiola, Op. 112 Paavo Berglund Helsinki Philharmonic Orchestra
ベルグルンドさんの演奏は、交響曲全集のなかに収められています。ヘルシンキ・フィルとの演奏は、テンポが速めで、サワサワとした風通り過ぎていく感じです。この空気感は、神秘的ですが、多少暖かい録音のためかヒンヤリした底冷え的なモノではない気がします。ティンパニの冒頭も、しっかり刻みが聞こえてクリアです。
その昔、独墺オケとは違う響きで流れて行くので、聴いていたカラヤン等との演奏とは、まったく別次元だったので驚いた記憶があります。こぶしまわしというか、文節の区切りが違うな~って思ったりしていました。多分、北欧の作曲家には北欧出身の指揮者で聴く演奏が、きっと良いんでしょうね。言語が違うのと、DNAが違うんだから~と思ったりします。(あまり決めつけは良くないですが) CDカップリング:シベリウス交響曲5番~7番、大洋の女神、フィンランディア、タピオラ 出典:YouTube Tapiola, Op. 112 パーヴォ・ベルグルンド – トピック Provided to YouTube by Warner Classics
ヘルベルト・フォン・カラヤン ベルリン・フィル 😅
シベリウス:交響詩「タピオラ」ヘルベルト・フォン・カラヤン ベルリン・フィル 1984年
Sibelius: Tone Poems Tapiola, Op. 112 Herbert von Karajan Berliner Philharmoniker
カラヤンさんのタピオラは、ものすご~く分厚く、ゆったり演奏されています。演奏時間は20分13秒。ちなみに、オラモ盤が15分43分、ラハティ盤が17分22秒。ラハティ盤でも遅めだと感じたので、もはや別格ですね。ホント分厚い響きで、とても遅く生暖かい録音状態なので、シベリウスの透き通った透明度の高い楽曲とは、かけ離れた別次元のものとなっています。風通しの良さ、ひんやりした空気感というものが感じられません
弦を精一杯、細かく襞をつけて、震わせるように弾いていると思うのですが、むわぁ~ ぬめぇ~という肌がべたつくような熱帯系の音楽に近い雰囲気がして、どうも北欧の森の神ではなく、熱帯ジャングルのアナコンダみたいで、レブエルタスの「センセマヤ」を聴いているみたいでした。(これでは呪詛的になるので言い過ぎかもしれません。)
ラストは、自然の猛威、雪嵐や雷のようなシーンが登場するのですが、そこは迫力ありました。
CDカップリング:シベリウス 交響詩フィンランディア、トゥオネラの白鳥、悲しきワルツ、タピオラ 出典:YouTube Sibelius: Tapiola, Op. 112 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 – トピック Provided to YouTube by Universal Music Group
アレクサンダー・ギブソン スコティッシュ・ナショナル管弦楽団 😊
シベリウス:交響詩「タピオラ」アレクサンダー・ギブソン スコティッシュ・ナショナル管弦楽団 1977年
Sibelius: Tone Poems Tapiola, Op. 112 Alexander Gibson Royal Scottish National Orchestra
A・ギブソン盤は、 シベリウスの交響詩全集で、ナクソスを利用させていただいて、購入を決めたCDだったと記憶しています。レンミンカイネン組曲(4つの伝説曲)は収録されていないのですが、シベリウスの交響詩が全部聴けるなんて感動しちゃいました。大抵、交響曲の余白埋めに収録しているぐらいで、まとまって聴ける機会って、ほぼなかったのです。で、最高傑作とされる交響詩「タピオラ」を聴いてみたのですが、レーベルの録音方針なのか、生暖かい空気が垂れ込めています。1977年録音当時のシャンドスなので、残響が多めでしたね。
柔らかな空気に包まれた、幻想的で、あさぼらけ~ 春の薄曇りのなかに佇む木の精霊として、善人という前提で拝聴したら、ハイ、良いのだと思います。凜とした冷たい空気感の漂う世界ではなく、優しい幻想の世界が広がっています。テンポは速めに進みますが、後半、鋭い咆哮は、アフリカの大地での様相で、ちょっと。ワタシのイメージしている世界とは異なっていましたが、幻想的で、曲ラストにおける入り乱れた弦と不協和音には、切迫感があり、良かったと思います。
CDカップリング:シベリウス交響詩全集2枚組BOX 交響詩「エン・サガ」(伝説)、ルオンノタル(大気の精)ソプラノ:フィリス・ブリン=ジュルソン Phyllis Bryn-Julson、フィンランディア、春の詩、吟遊詩人、森の精、ポヒョラの娘、夜の騎行と日の出、大洋の女神、タピオラ 出典:YouTube Tapiola, Op. 112 アレクサンダー・ギブソン – トピック Provided to YouTube by PIAS
シベリウス:交響詩「タピオラ」【解説】
シベリウスの交響詩「タピオラ」(Tapiola 作品112)は、1925年に作曲されました。交響曲第6番、第7番を作曲している時期で、シベリウスが60歳頃の作品です。90歳を超えての長寿だったのに、1923年作曲の交響曲第6番、1924年の交響曲第7番、そして1925年のこのタピオラ以降は、主だった作品は書いていません。で、タピオラは、ニューヨーク・フィルハーモニー協会からの以来で作曲しており、フィンランドに伝わる伝承や神話を描いた叙事詩「カレワラ」における森の精「タピオ」を描いたものです。出版社からの依頼で、散文的なコメントを寄せています。出版譜には、ドイツ語・英語・フランス語で掲載。
Wide-spread they stand, the Northland’s dusky forests,
Ancient, mysterious, brooding savage dreams;
Within them dwells the Forest’s mighty God,
And wood-sprites in the gloom weave magic secrets.
広大にそびえる北国の薄暗い森、
古代の神秘的で陰気な野蛮な夢。
それらの中には森の強力な神が住んでおり、
暗闇の中で木の精霊が魔法の秘密を織り交ぜています。
タピオラとは、森の精、森の王、森の王国というような意味のようですが、叙事詩には登場するのではなく、呪いや呼びかけの対象としての存在だそう。で、「4つの伝説曲」や「ポホヨラの娘」のように、叙事詩のなかの物語を表現した作品ではないのだそうです。具体的なイメージというより、精神的で抽象的、象徴的なものとして捉えた方が良いみたいですね。シベリウスの交響詩の最高傑作とされており、冒頭に提示される「森の主題」は、装飾音を除いて4度の音程内を行き来する単純なモティーフですが、それが、形をかえて何十回も繰りかえされます。
フルートで奏でられる「タピオの主題」も、幅の狭い音程のなかで蠢くように奏でられます。二つの主題とその派生形により進行していき、金管と打楽器のわずかな強奏がクライマック。そのまま静かに終わります。約20分弱の楽曲ですが、意味深く、神々の世界を描いているような、静かだけどざわめき、謎めいた世界を感じる音楽と思います。ワタシにとっては、まるで、格式の高い古い神社への参道を歩いている時の気分です。
シベリウス:交響詩「タピオラ」【ディスク情報】
1977年 A・ギブソン スコティッシュ管弦楽団 CHANDOS
1984年 カラヤン ベルリン・フィル G
1987年 ベルグルンド ヘルシンキ・フィル EMI
1987年 サラステ フィンランド放送交響楽団 FINLANDIA
1991年 ブロムシュテット サンフランシスコ交響楽団 Dec
1994年 セーゲルスタム ヘルシンキ・フィル ONDINE
1997年 ヴァンスカ ラハティ交響楽団 BIS
2003年 オラモ バーミンガム市交響楽団 E
2011年 カム ラハティ交響楽団 BIS
2012年 クラウス・マケラ オスロ・フィル Dec
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