メンデルスゾーン:交響曲第1番~第5番【サクッと】聴いてみよう。Mendelssohn: Symphonies No. 1 to No. 5

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メンデルスゾーン:交響曲(全5曲)【YouTube】

メンデルスゾーン:交響曲第1番 エストラーダ hr交響楽団

メンデルスゾーン:交響曲第1番 アンドレス・オロスコ=エストラーダ hr交響楽団-フランクフルト放送響 2021年3月25日コロナ禍のため無観客コンサートの模様です。32分51秒の動画です。
Andrés Orozco-Estrada hr-Sinfonieorchester – Frankfurt Radio Symphony
出典:YouTube Mendelssohn: 1. Sinfonie ∙ hr-Sinfonieorchester ∙ Andrés Orozco-Estrada hr-Sinfonieorchester – Frankfurt Radio Symphony

メンデルスゾーン:交響曲第2番 アラン・アルティノグリュ hr交響楽団

メンデルスゾーン:交響曲第2番「讃歌」アラン・アルティノグリュ hr交響楽団-フランクフルト放送響
Mendelssohn: Symphony No. 2 in B Dur, Op. 52, MWV A 18 “Lobgesang” Alain Altinoglu hr-Sinfonieorchester
ソプラノ:カタリーナ・コンラディ Katharina Konradi メゾソプラノ:ミリアム・アルバーノ Miriam Albano テノール:マシュー・スウェンセン Matthew Swensen 2022年 エーベルバッハ修道院における演奏です。1時間5分12秒の長大なコンサート動画です。

メンデルスゾーン:交響曲第2番「讃歌」新日本フィル 抜粋

メンデルスゾーン:交響曲第2番「讃歌」(抜粋版) 沼尻竜典 新日本フィル 2023年5月15日サントリーホールにおけるコンサートの模様です。31分36秒の動画です。
I: Sinfonia(excerpt)  II: Choir und Soprano solo III: Recitativo(Tenor solo) V: Sopran I und II solo, Chor,
X: Schlußchor 出典:YouTube Mendelssohn Sym No.2 “Lobgesang” (excerpt): Ryusuke NUMAJIRI with New Japan Philharmonic 新日本フィルハーモニー交響楽団 newjapanphilharmonic

メンデルスゾーン:交響曲第3番「スコットランド」 ビシュコフ チェコ・フィル

メンデルスゾーン:交響曲第3番「スコットランド」 セミヨン・ビシュコフ チェコ・フィル 2021年2月4日ドヴォルザーク・ホール コロナ禍のための無観客での演奏模様。40分51秒の動画です。しなやかに歌い、とてもバランスの整った熱い演奏だと感じます。
Mendelssohn: Symphony No. 3 In A Minor, Op. 56, MWV N 18 – “Scottish” Semjon Byčkov Česká filharmonie
出典:YouTube Mendelssohn: Symfonie č. 3 “Skotská” (Byčkov, Česká filharmonie) Česká filharmonie

メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」 グスターボ・ヒメノ コンセルトヘボウ管弦楽団

メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」グスターボ・ヒメノ コンセルトヘボウ管弦楽団 2021年6月19日の演奏の模様です。31分50秒の動画です。
Mendelssohn: Symphony No. 4 In A Major, Op. 90, MWV N 16 – “Italian” Gustavo Gimeno Concertgebouworkest
出典:YouTube Mendelssohn: Symphony No. 4 “Italian” | Gustavo Gimeno & Concertgebouworkest PS music Berlin

メンデルスゾーン:交響曲第5番「宗教改革」 鈴木雅明 hr交響楽団

メンデルスゾーン:交響曲第5番「宗教改革」 鈴木雅明 hr交響楽団-フランクフルト放送響 2023年9月29日のコンサートの模様 39分06秒の動画です。ちょっと遅めの演奏。
Mendelssohn: Symphony No. 5 in D Major, Op. 107, MWV N15, “Reformation” Masaaki Suzuki hr-Sinfonieorchester – Frankfurt Radio Symphony 出典:YouTube Mendelssohn: 5. Sinfonie (»Reformations-Sinfonie«) ∙ hr-Sinfonieorchester ∙ Masaaki Suzuki hr-Sinfonieorchester – Frankfurt Radio Symphony

メンデルスゾーン:交響曲第5番「宗教改革」 イェルク・ヴィトマン WDR交響楽団

メンデルスゾーン:交響曲第5番「宗教改革」 イェルク・ヴィトマン イェルク・ヴィトマン WDR交響楽団 2019年9月28日コンサートの模様 29分19秒の動画です。クラリネット奏者でもある指揮者です。出典:YouTube Felix Mendelssohn Bartholdy – Sinfonie Nr. 5 d-Moll op. 107 | Jörg Widmann | WDR Sinfonieorchester WDR Klassik

メンデルスゾーン:交響曲(全5曲)【名盤・おすすめ】

メンデルスゾーン:交響曲第1番 ヤニク・ネゼ=セガン ヨーロッパ室内管弦楽団

メンデルスゾーン:交響曲第1番 ヤニク・ネゼ=セガン ヨーロッパ室内管弦楽団 2016年
Mendelssohn: Symphony No. 1 in C Minor, Op. 11, MWV N 13 Yannick Nézet-Séguin Chamber Orchestra of Europe

ヤニク・ネゼ=セガンさんの演奏は、勢いのある熱いライブ録音です。サクサクと進み、リズムがすごく弾みます。ピリオドの影響があるのかもしれませんが、ゆったりしたモノではなく、ちょっと忙しい~ですかね。CDカップリング:メンデルスゾーン交響曲全集 出典:YouTube Mendelssohn: Symphony No. 1 in C Minor, Op. 11, MWV N 13(Live) ヨーロッパ室内管弦楽団 – トピック Provided to YouTube by Universal Music Group

メンデルスゾーン:交響曲第2番「賛歌」 クリストフ・フォン・ドホナーニ ウィーン・フィル

メンデルスゾーン:交響曲第2番「賛歌」 クリストフ・フォン・ドホナーニ ウィーン・フィル 1976年
Mendelssohn: Symphony No.2 In B Flat, Op.52, MWV A 18 – “Hymn Of Praise”  Christoph von Dohnányi Wiener Philharmoniker  ★ メンデルスゾーン交響曲第2番「賛歌」2部に分かれており、第1部はオケのみ、第2部はカンタータの楽章となっています。

ドボナーニさんの演奏は、ちょぴっとクール系です。しかり、ゆったりしたフレージングで聞き応えがあります。大層なクサイ演出が欲しいって思うところですが、微妙かな。カンタータのような合唱の入る第二部は、熱く演奏されています。

アバド盤の方が、お薦め演奏になるのかもしれませんが、素っ気ないふりしていますが、結構、ドホナーニさんの演奏は、格好が良いものです。後期の3番~5番が良く録音されますが、全集となると選択が狭まります。静謐で、明朗で晴れやかさもあって、清潔感のある楽曲を聴きたいっていう場合は、メンデルスゾーンさんも選択範囲に入ると思います。ワタシ的には好きな作曲家です。カンタータ風のシンフォニーなので、歌詞については、Wikipedia をご参照ください。リンクを貼っておきます。

CDカップリング:メンデルスゾーン交響曲第1番 1976年、最初のワルプルギスの夜 1978年、第2番「讃歌」1976年録音 出典:YouTube Mendelssohn: Symphony No.2 In B Flat, Op.52, MWV A 18 – “Hymn Of Praise” – 1. Sinfonia
Herbert von Karajan Provided to YouTube by Universal Music Group

メンデルスゾーン:交響曲第3番「スコットランド」 ゲオルク・ショルティ シカゴ交響楽団

メンデルスゾーン 交響曲第3番「スコットランド」ゲオルク・ショルティ シカゴ交響楽団 1985年
Mendelssohn: Symphony No.3 “Scottish” Georg Solti Chicago Symphony Orchestra
★ インデックス(トラック)は、次のように6つに区分されています。
第1楽章序奏部分3:31→ 第1楽章残り→ 第2楽章 → 第3楽章 → 第4楽章前半6:52→ 第4楽章コーダ部分

ショルティさんの演奏は、勇壮果敢なスコットランドです。重低音が響き、機敏で、重戦車のように進みますが、昔の騎士のようでもあり、ヨナ抜き的郷愁さも感じられ、潔さが感じられます。単に、風景や情景を描いたものではなく、スコットランドの大地にて、領地争いを繰り広げられたような、血塗られた絵巻のようなアプローチです。

まるで、騎士道そのままの主人公が存在するような演奏で、ラストのコーダは、戦いに勝った男が勝ち鬨をあげている感じがします。血湧き肉躍る闘争型のスコットランドと言えると思います。ちょっと、演奏としては変わり種かもしれませんが勇壮です。CDカップリング:メンデルスゾーン交響曲第3番、第4番出典:YouTube Mendelssohn: Symphony No. 3 In A Minor, Op. 56, MWV N 18 “Scottish” シカゴ交響楽団 トピック Provided to YouTube by Universal Music Group

メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」 ジェームズ・レヴァイン ベルリン・フィル

メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」ジェームズ・レヴァイン ベルリン・フィル 1988年
Mendelssohn: Symphony No. 4 In A Major, Op. 90, MWV N 16 – “Italian”

レヴァインさんの演奏は、派手めで活発です。ちょっと元気すぎるかもしれません。ショルティの3番に続いて、中世時代の甲冑の騎士たちが登場するかのように厳めしい。白馬の騎士が、ドドドドーっと駆けているかのようなのです。あの文豪ゲーテも、イタリアに憧れて旅していますし、気候風土の明るいイタリアって、ドイツ人の憧れの的だったはず。だから、ドイツの黒い森で、甲冑の騎士たちが白馬に跨がっているのは、ちょっと違うようにも思うのですが。まっ、明るくていいか~と。これだけ立派に演奏されちゃうと拍手かなあ。

CDカップリング:メンデルスゾーン 交響曲第3番「スコットランド」、第4番「イタリア」出典:YouTube Mendelssohn: Symphony No. 4 In A Major, Op. 90, MWV N 16 – “Italian” ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 – トピック Provided to YouTube by Universal Music Group

メンデルスゾーン:交響曲第5番「宗教改革」 コリン・デイヴィス バイエルン放送交響楽団

メンデルスゾーン:交響曲第5番「宗教改革」コリン・デイヴィス バイエルン放送交響楽団 1983年
Mendelssohn: Symphony No. 5 in D Major, Op. 107, MWV N15, “Reformation” Colin Davis Symphonieorchester des Bayerischen Rundfunks

コリン・デイヴィスさんとバイエルン放送響の演奏は、暖かさを感じるもので、オケの音の質感が反映され、一音一音に、しっとりとした美しい響きがあります。金管のまろやかさ、木管のクリーミーさ、芯の通った弦の律儀なフレーズに惚れ惚れします。天窓から、光が射し込んでくるよう。第4楽章におけるフルートから始まる讃美歌のフレーズが美しいです。コラールの和音が絶品。華やかな演奏でも、流麗な演奏でもありませんが、ほどよい陰影の深さがあります。ラストのテンポは、コラールが終わった時点で、ギアチェンジして、走り出す演奏があるのですが、この演奏では、じっくり控えめに謙虚に終わります。

CDカップリング:メンデルスゾーン交響曲第4番「イタリア」、第5番「宗教改革」 出典:YouTube Mendelssohn Symphony No. 5 in D Major, Op. 107, MWV N15 “Reformation” バイエルン放送交響楽団 – トピック Provided to YouTube by NAXOS of America

メンデルスゾーンの交響曲は、第3番「スコットランド」第4番「イタリア」か第5番「宗教改革」がよく聴かれます。実際の作曲された順番では、1番、5番、4番、2番、3番になるようです。

交響曲第1番は、15歳の1824年に作曲されています。第3楽章には、八重奏曲の第3楽章を管弦楽編曲したものを代用しています。第5番「宗教改革」は、1829年から1830年に作曲されており、ルーテル教会300周年を記念した作品です。総譜の出版を認めなかったので、順番が最後になりました。第3番「スコットランド」は、1829年から1842年まで改訂していたようです。第4番「イタリア」は、自身の旅行から作曲しています。1833年に自分で指揮をして初演していますが、改訂を考えて出版しませんでした。交響曲第2番「讃歌」は、合唱付きの交響曲です。印刷技術発明400周年を祝して作曲され、1840年に初演されています。

YouTubeにおいても、コンサートの模様が掲載されています。オケに偏りが出ることや公式以外は、できる限り避けて、ここでは掲載しました。今後、動画が新しく掲載された場合は、追加したりしますので、宜しくお願いします。

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