リスト:2つの伝説【YouTube】
リスト:2つの伝説 レオナルド・ピエルドメニコ 2021年 小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ、波の上を歩くパオラの聖フランチェスコ Liszt: Légendes (Legends) Leonardo Pierdomenico
ピアノの横間近にカメラが設置されており、指先のタッチまで拝見することができるという動画です。ピアニストを目指す方々にとっては参考になるのではないでしょうか。DCは2017年収録だと思いますので、この動画は異なる音源になると思います。ワタシはサブスクを利用して拝聴しました。CDカップリング:リスト スケルツォと行進曲、バラード第1番、第2番、ラ・ロマネスカ、2つの伝説、死のタールダッシュ 出典:YouTube F. Liszt – 2 Légendes S.175 (Leonardo Pierdomenico)
Leonardo Pierdomenico
リスト:2つの伝説「小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ」と「波の上を歩くパオラの聖フランチェスコ【名盤・おすすめ】
リストの「2つの伝説」は、次の2曲です。
・ 小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ St. Francois d’Assise: La predication aux oiseaux
・ 波の上を歩くパオラの聖フランチェスコ St. Francois de Paule marchant sur les flots
ジャナンドレア・ノセダ BBCフィルハーモニック 管弦楽曲版 😘
リスト:2つの伝説 管弦楽曲版 ジャナンドレア・ノセダ BBCフィルハーモニック 2008年 小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ、波の上を歩くパオラの聖フランチェスコ(管弦楽曲版)
Liszt: Légendes (Legends) Gianandrea Noseda BBC Philharmonic Orchestra
ノセダさんの演奏は、管弦楽曲です。楽譜が最近になって発売されたようなので、演奏したり、録音されているCDも少ないようです。リストの交響詩を、ノセダさんの演奏で揃えようと購入したところ、この演奏をみつけました。当然ながら管弦楽は迫力があります。小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコは、木管が大活躍しており、密やかに嬉しそうに奏でられています。それに絡むのがコーラングレの甘い声です。穏やかな聖フランチェスコの祈りかもしれません。
また、波の上を歩くパオラの聖フランチェスコは、低弦のごりごり波型で音が作られていきます。聖フランチェスコが自身が着ておられたマントを、にわかに帆にして、メッシーナ海峡をお渡りになるというストーリーなので、ピアノの、たららら らららら~っという音型が、弦で奏でられ、分厚くなっていきます。その波は、雷鳴かしらんという響きで描かれ、神々しい雰囲気が出てきます。金管のコラールは、神々しさがより一層増して、不覚にも、鬼の目にも涙のようになってしまいました。最後には、派手に鳴らすのはなく、抑制されたものとなっています。
CDカップリング:リスト ダンテ交響曲 ソプラノ:ジリアン・キース バーミンガム市交響合唱団 2008年、2つの伝説 2つの伝説(S.354)「小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ」「波の上を歩くパオラの聖フランチェスコ」 出典:YouTube Liszt Légendes, S. 354/R. 440 ジャナンドレア・ノセダ – トピック Provided to YouTube by PIAS
アンヌ・ケフェレック 😘
リスト:2つの伝説「波の上を歩くパオラの聖フランチェスコ」 アンヌ・ケフェレック 2004年
Liszt: Légendes (Legends) Anne Queffélec
「波の上を歩くパオラの聖フランチェスコ」 ケフェレックさんの演奏は、ゆったり、柔らかさがあり、ふわっとしたマントが膨らんで、海を渡っていくような描写があります。CDには、「波の上を歩くパオラの聖フランチェスコ」のみの収録です。ケフェレックさんが、リストの楽曲を弾くというイメージは、あまりなかったのですが、メフィストは、淡々と弾かれていましたし、スピードにのって、力強い打音を感じました。ラヴェルの演奏とは、また少し違うイメージですが力強さを感じます。
波を渡るパオラの聖フランシスは、波を表現する左手の細かい音が、綺麗に細かく刻まれています。汚いと言われて乗船を拒否されたようですが、自分のマントを帆とし、杖をマストにして、静かに、すすすーっ波を進んでいかれるようです。そして、波が左右に揺れていきます。音の揺れ方が、ころころころ~っと細かく回っています。最後に至るにつれて、女性ピアニストとは思えない打音となります。鋭さ、力強い打音というよりも、説得ある柔らかい音を、一つ一つ入れていくかのようなタッチです。
およそ、ドスンっと落ちていく打音ではありません。曲線的に放物線が描かれ、自然と落ちてくる感じで、優美な形を維持しつつ、細かい揺れのなかで前に進もとする意思を感じます。もの静かに進みますが、視覚的な要素をきちんと描き出すピアノだと感じました。
CDカップリング:リスト名曲集 メフィストワルツ第1番、愛の夢第3番、パガニーニによる練習曲第4番、エステ荘の噴水、2つの伝説~波を渡るパオラの聖フランシス~、超絶技巧練習曲第5番「鬼火」、巡礼の年 第1年スイス 第4曲 オーベルマンの谷 出典:YouTube 2 Légendes, S. 175: II. Saint François de Paule marchant sur les flots
アンヌ・ケフェレック – トピック Anne Queffélec – Topic Provided to YouTube by Warner Classics
ピエール=ロラン・エマール 🙂
リスト:2つの伝説「波の上を歩くパオラの聖フランチェスコ」 ピエール=ローラン・エマール 2001年
Liszt: Légendes (Legends) Pierre-Laurent Aimard
ピエール=ローラン・エマールさんの2001年12月3日、カーネギー・ホールで行われたライヴの演奏です。途中で、金属音に近い音が入っています。かなり動的な演奏です。出典:YouTube 2 Légendes, S. 175: St François de Paule marchant sur les flots ピエール=ローラン・エマール – トピック Provided to YouTube by Warner Classics International
リーリャ・ジルベルシュティン 😘
リスト:2つの伝説 リーリャ・ジルベルシュテイン 1995年 小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ・波の上を歩くパオラの聖フランチェスコ Liszt: Légendes (Legends) Lilya Zilberstein
★ YouTubeにおける動画はありません。
ジルベルシュティンさんのピアノは、無表情でクールに感じるかもしれませんが、深くじわ~と滲みてきます。敬虔かつ抑制された演奏で、日本人の美意識に近いモノを感じて親近感を持ちました。「波の上を歩くパオラの聖フランチェスコ」は、ジルベルシュティンさんの打音は、硬めですが音色が綺麗です。神妙に一歩一歩足を踏み出して進んでいきます。
左手が、波を描き出すフレーズになると動きが見えてきますが屹立としており、内面的で、より深く超然とした雰囲気を持った演奏です。シフラさんのピアノは、イカツイ怒濤の迫力のある演奏でした。チッコリーニさんのピアノも相当に固い打音で、黙ってて迫力ある描写でした。ジルベルシュティンさんは、余計なモノを削ぎ落として、無表情に顔をこおばらせて歩いているような~ 取り憑く島なし状態ですが、モノトーンというか無表情なところが、墨の襖絵、掛け軸でも見ているかのようなそんな風に感じました。
CDカップリング:2つの伝説 小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ、2つの伝説 波の上を歩くパオラの聖フランチェスコ、6つのコンソレーション「慰め」、バッハの主題「B-A-C-H」による幻想曲とフーガ、バラード第2番、4つの忘れられたワルツ第1番、即興曲(夜想曲)嬰ヘ長調
ニコライ・デミジェンコ 🥰
リスト:2つの伝説 ニコライ・デミジェンコ 1992年
Liszt: Légendes (Legends) François-René Duchâble
デミジェンコさんの二つの伝説は、小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ、波の上を歩くパオラの聖フランチェスコの繊細で、機能的な響きに圧倒されます。とにかく、圧倒的な細やかさ。とにかく細かいし綺麗すぎて。凄すぎて声も出ないです。とても静的で、清潔で、極めて高次元の世界って感じで、音が降り注がれている感じ~ ワタシは、メチャ鈍感タイプなんですが、これは鳥肌モノになりました。
CDカップリング:リスト ピアノソナタロ短調、2つの伝説、スケルツォと行進曲(S177/R20)1992年録音 出典:YouTube Liszt: Légendes, S. 175: Id. St François d’Assise: La prédication aux oiseaux. Dolcissimo ニコライ・デミジェンコ – トピック Provided to YouTube by Universal Music Group
フランソワ=ルネ・デュシャーブル 😲
リスト:2つの伝説 フランソワ=ルネ・デュシャーブル 1985年
Liszt: Légendes (Legends) François-René Duchâble
デュシャーブルさんの演奏は、きめの細かさよりも優しい音で描写されています。小鳥の表情もキュートに描かれています。「波の上を歩くパオラの聖フランチェスコ」は、左手のパワーが強く、スピードの速さに圧倒されてしまいます。これほど速いとは!超テクの持ち主だとは思ってたけれど、これほどとは~。
CDカップリング:リスト ピアノ・ソナタロ短調、2つの伝説 S175(全2曲)、詩的で宗教的な調べ 第3曲「孤独のなかの神の祝福」(S173-3)出典:YouTube 2 Légendes, S. 175: No. 1, Saint François d’Assise. La prédication aux oiseaux フランソワ=ルネ・デュシャーブル – トピック Provided to YouTube by Warner Classics
アルフレード・ブレンデル 😘
リスト:2つの伝説 アルフレード・ブレンデル 1981年
Liszt: Légendes (Legends) Alfred Brendel
「小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ」 ブレンデルさんのピアノは、繊細な音に耳が釘付けになります。これは、うーん、小鳥以上の細やかな呟きです。なんと表現したらよいのか言葉が見つかりません。ブレンデルさんの指は、小指しかないんじゃーないのかと思うほどの細やかさ。
また、音がチャーミングなんですよね。素人がピアノを叩くと、カツンカツンと音が鳴るんですが~ 弦の音しか聞えない。(なんという台詞っ)和音の響きは、芯のある柔らかいトーンです。右手と左手の質感が同じに聞えますし、フレーズの間合いも良く、減衰していく音のなかで、共に考え、共に感じる間合いがあります。極めてクールな演奏ですけれど。
「波の上を歩くパオラの聖フランチェスコ」 他盤の他を圧倒するような雷のような響きではなく、和音の響きを残しつつ、諭すように進みます。残響が残り香りのようになっており、神々しいです。和音の響きが美しい曲で、それでいて、波がそばだってくると、泡だってて美しさが倍増します。威厳はあるのですが、あくまでも静けさを失わないスッキリとした演奏です。小さな礼拝堂で、穏やかな色彩のテンペラ画を拝見しているようでした。
CDカップリング:リスト ピアノ・ソナタロ短調、2つの伝説、悲しみのゴンドラ第1番、2番 出典:YouTube Liszt: Legende S.175 No. 1 St. Francis of Assisi Preaching to the Birds、Liszt: Legende S.175 No. 2 St. Francis de Paule Walking on the Water アルフレート・ブレンデル – トピック Provided to YouTube by Universal Music Group
ヴィルヘルム・ケンプ 😊
リスト:2つの伝説 ヴィヴィルヘルム・ケンプ 1974年
Liszt: Légendes (Legends) Wilhelm Kempff
「小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ」 ケンプさんのピアノは、リズミカルで弾んでいます。ブレンデルさんが均一的に弾いているのに対し、付点リズムがあり、アクセントも、音が宙に舞う瞬間があります。どちらが適正なのかわかりませんが、ケンプさんの縁素は、ある意味、リアル感があり、自然に近い演奏だと言えるかもしれません。右手と左手の違いがはっきりしてて、ダイナミックに動きます。和音の響きも暖かくナチュラルな雰囲気がします。
「波の上を歩くパオラの聖フランチェスコ」 主旋律を邪魔しない程度に、ごろごろ~っと鳴っています。段々とゴロゴロ音は大きくなっていくのですが、いかにも機械的ではなく、ふっと抜ける空間、大きさも一定ではありませんが、そこが良かったりします。筋肉隆々のホメーロスのような世界でもなく、超自然体験をしているわけでもありません。人の温かみと激しさがあり、情感が伝わってきます。おおっ、ここで区切る? 音切れてるとか思いますが、絵画を見ているわけではない、ピアノの演奏だと、ふっと微笑みながら拝聴しました。
CDカップリング:巡礼の年第2年「イタリア」第1曲~第6曲 補遺ヴァエネツィアとナポリからゴンドラの漕手、2つの伝説 出典:YouTube Liszt: Legende S. 175 ヴィルヘルム・ケンプ – トピック Provided to YouTube by Universal Music Group
アルド・チッコリーニ 😱
リスト:2つの伝説 アルド・チッコリーニ 1971年 「小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ」「波の上を歩くパオラの聖フランチェスコ」 Liszt: Légendes (Legends) Aldo Ciccolini
リストの「2つの伝説」は、のだめカンタービレ(アニメ版)パリ編~レッスン10~ のだめ初リサイタル、サンマロのお城で弾いた楽曲で、モーツァルトを弾いた後、ガツンと1音目からフォルテで弾き始めたリストの楽曲が、「波の上を歩くパオラの聖フランチェスコ」だったのです。あっはは~ 懐かしい。
チッコリーニさんの演奏は、巌のような硬い意思を感じる演奏で、シフラさんのピアノと双璧かも。チッコリーニさんも負けていません。がっしりした構築に優れた楽曲ですが、和音が綺麗で、左手のパラパラ感も美しい。そして、不気味な響きを、地の底から湧き上がらせ、黒い雲がわきあがり、パオロが海を渡るシーンでは、海の底がごろごろ鳴っているという具合です。
海を目の前にして、歩いて渡ろうって言うのだから、ありえない世界なのですが、ザワザワっと波が起こり、波が立ちあがってくる描写はリアルです。パララ ラララ パララ ラララ~ アルペジオの力強さが、海が割れていく感じがして、ありえないっ! 鉄杭を打ち込むような右手の打音、台風の高波みたいな左手。劇的効果抜群です。
聖フランチェスコが、荒れ狂うメッシーナの海に向けて、マントを広げて十字を切ると、マントが船のようになって、海を渡ることができた・・・という奇蹟のシーン。この楽曲も異次元の世界のようですが、チッコリーニの演奏は、海が割れて道が現れるという映画、「モーゼの十戒」を思い出しました。もちろん、「小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ」も聴いたのですが、波の上を歩くパオラの演奏の方が強烈で、完全にぶっとびました。
CDカップリング:詩的で宗教的な調べ(全10曲)、伝説(全2曲)、コンソレーション(慰め)全6曲、グノー「ファウスト」からのワルツ、 ヴェルディ「シモン・ボッカネグラ 」からの回想、ヴェルディ「トロヴァトーレ」によるミゼレーレ、ヴェルディ「リゴレット」による演奏会用パラフレーズ 2枚組BOX 出典:YouTube Liszt 2 Légendes, S. 175 アルド・チッコリーニ – トピック Provided to YouTube by Warner Classics
ジョルジュ・シフラ 😱
リスト:2つの伝説 ジョルジュ・シフラ 1963年
Liszt: Légendes (Legends) György Cziffra
シフラさんの演奏は、圧巻のひとことです。2つの伝説のうち、第2曲の「波の上を歩くパオラの聖フランチェスコ」のみ収録されています。戦慄しちゃうほど強烈な演奏で、完全に参りました。やっぱりスゴイです。
熱さと硬さ、波の中に、更に波があるような劇的な演奏です。 ガツンと低音を打ち下ろす響きが、尋常ではありません。波の表現ではなく、硬く塊のような音です。
波間というよりは、土石流が起こって岩石がごろごろ、濁流の川底でぶつかり合い、砕けているような感じがします。で、最後は、何事も起こらなかったように静かに終わります。「られどし ら~しど しどれふぁ しどれふぁ そしれみふぁそし れみふぁ~」これが、また怖いんです。天変地異的な怖さなのですが、このシフラさんの演奏こそが奇蹟って感じがします。
CDカップリング:2つの伝説のうち、第1曲「小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ」は、20世紀偉大なるピアニスト(第23巻)には収録されていません。EMI「ラ・カンパネラ – ベスト・オブ・リスト」というCDに収録されています。出典:YouTube Liszt – Légende No. 2, S175 (György Cziffra) Andrei Cristian Anghel ★ピアノの演奏にあわせて、楽譜を拝見することができます。
リスト:2つの伝説【解説】
リストの「2つの伝説」は、「小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ」と「波の上を歩くパオラの聖フランチェスコ」の2曲で構成されています。1861年から1863年に作曲されました。65年には、リストは僧籍に入ったので、キリスト教の題材として、二人の聖人にまつわる伝説を音化したものとされています。
第1曲 「小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ」は、フランチェスコが、小鳥たちに説教を始めると、小鳥たちが集まって聴き、十字に従って四方に飛び去っていったという逸話が基になっているのだそうです。
第2曲 「 波の上を渡るパオラの聖フランチェスコは、メッシーナ海峡に舟を出すことを拒否されたフランチェスコが、マントを海に広げて、渡ったという逸話に基づいています。
で、ピアノ曲と管弦楽曲版があります。作品番号(サール番号)は、ピアノ曲はS.175で、管弦楽曲版はS.113aとなっています。ウィキペディア(Wikipedia)によると、管弦楽版の自筆総譜は、1975年にリストの弟子であるゲーレリヒさんの蔵書から発見され、1984年に出版されたのだそうです。ピアノ版と同時期に書かれたものらしく、どちらが「原曲」ともいえないのだそう。あまり版の違いはなく、「アッシジの聖フランチェスコ」は、弦楽と木管楽器、ハープのみで奏され、フルートとコーラングレが使われます。「パオラの聖フランチェスコ」は、金管楽器群と打楽器も加わるとのことでした。
リスト:2つの伝説【ディスク情報】
1963年 ジョルジュ・シフラ Ph
1971年 アルド・チッコリーニ EMI
1974年 ヴィルヘルム・ケンプ G
1981年 アルフレード・ブレンデル Ph
1985年 フランソワ=ルネ・デュシャーブル E
1992年 ニコライ・デミジェンコ HYPERION
1995年 リーリャ・ジルベルシュテイン G
2001年 ピエール=ロラン・エマール Warner
2004年 アンヌ・ケフェレック E
2008年 ノセダ BBCフィルハーモニック CHANDOS 管弦楽曲版
2017年 レオナルド・ピエルドメニコ Piano Classics
コメント