アレグリ:ミゼレーレ【聴いてみよう】Allegri: Miserere

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グレゴリオ・アレグリ ミゼレーレ【名盤・おすすめ】

システィーナ礼拝堂合唱団 😘

グレゴリオ・アレグリ:ミゼレーレ システィーナ礼拝堂合唱団 2015年
Allegri: Miserere Sistine Chapel Choir 
出典:YouTube Allegri: Miserere Sistine Chapel Choir – トピック Provided to YouTube by Universal Music Group

テネブレ 😘

グレゴリオ・アレグリ:ミゼレーレ テネブレ リリース2006年
Allegri: Miserere Tenebrae   Tenebraeは、ロンドンを拠点とするプロのボーカル アンサンブルで、元キングス シンガーの ナイジェル・ショートさんたちによって2001年に設立されています。出典:YouTube Miserere テネブレ – トピック Provided to YouTube by The Orchard Enterprises

ハリー・クリストファーズ シックスティーン 😘

グレゴリオ・アレグリ:ミゼレーレ ハリー・クリストファーズ シックスティーン リリース2004年
Allegri: Miserere Harry Christophers The Sixteen 
出典:YouTube Allegri: Miserere The Sixteen Provided to YouTube by Universal Music Group

エドワード・ヒギンボトム オックスフォード・ニュー・カレッジ 😘

グレゴリオ・アレグリ:ミゼレーレ エドワード・ヒギンボトム オックスフォード・ニュー・カレッジ 1996年 Allegri: Miserere Edward Higginbottom New College Choir, Oxford

このCDは、「アニュス・デイ 1&2」とタイトルされたもので、以前発売されていたものが廃盤となり、2枚組BOXとして新しく発売されたものです。聖歌隊のメンバーの歌声に沁みます。出典:YouTube Miserere mei エドワード・ヒギンボトム – トピック Provided to YouTube by Warner Classics International

ジョージ・ゲスト ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ聖歌隊 😘

グレゴリオ・アレグリ:ミゼレーレ ジョージ・ゲスト ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ聖歌隊 リリース 1992年 Allegri: Miserere George Guest John’s College Choir, Cambridge EMI

パトリック・ユッソン ラ・メトリーズ・ド・ギャルソン・ド・コルマール 😍

グレゴリオ・アレグリ:ミゼレーレ パトリック・ユッソン ラ・メトリーズ・ド・ギャルソン・ド・コルマール 1991年 Allegri: Miserere Patrick Husson Maîtrise de Garçons de Colmar, La 
カウンターテナーのパトリック・ユッソンさんの天空に舞うような声が印象に残ります。出典:YouTube Miserere パトリック・ユッソン – トピック Provided to YouTube by NAXOS of America

サイモン・プレストン ウェストミンスター寺院聖歌隊 😘

グレゴリオ・アレグリ:ミゼレーレ サイモン・プレストン ウェストミンスター寺院聖歌隊 1985年
Allegri: Miserere Simon Preston The Choir of Westminster Abbey
出典:YouTube Allegri: Miserere Westminster Abbey Choir – トピック Provided to YouTube by Universal Music Group

タリス・スコラーズ 🥰

グレゴリオ・アレグリ:ミゼレーレ ピーター・フィリップス タリス・スコラーズ 1980年 
Allegri: Miserere Peter Phillips Tallis Scholars

ワタシが、この曲を知ったのは、モーツァルトが絡んでいます。ローマ教皇庁は、この曲の謎めいた霊気を保とうと望んで複写を禁じていました。システィーナ礼拝堂から持ち出されたのは 1770年、当時14歳のモーツァルトが、父親に連れられてローマを訪れた際、これを二度聴いて記憶を元に記譜したのが最初と言われています。

この複製楽譜を、1771年に音楽学者のチャールズ・バーニーさんが入手してイングランドで出版されたというのです。さすがモーツァルト! すごすぎる。

ワタシが所有しているCDは、タリス・スコラーズさんのCDで、三曲が収められています。ミゼレーレはラテン語で歌われるので、正直、素人ではわかりづらいものです。ウィキペディア(Wikipedia)で、英語版にも訳されて紹介されています。Psalm 51 (50) Miserere mei, Deus, Latin for “Have mercy on me, O God”

さて、タリススコラーズさんの演奏は、オックスフォードのマートン・カレッジ礼拝堂での録音で、すごく綺麗な残響のなかで歌われます。ラテン語の意味もわからないまま、いつも、うっとり聴いています。空間環境が素晴らしく、詩篇51の歌詞を、五声と四声で交互に繰り返して歌うので、人の声が空間に広がっていきます。

拙いワタシのアタマのなかでも、自然と定着率が高まり、高音域の音がずーっと響き渡ってうっとり。歌詞は、もちろん翻訳ツールを使って、日本語に置き換えて知ることはできますが、感じることの方に注力した方が良いかもしれません。なぜ秘曲なのか。それは、きっと美しすぎるから。(だと思っています。)

ちなみに、タリス・スコラーズさんのアレグリのミゼレーレの演奏は、新旧あり、ワタシが所有しているCDは、1980年の旧録輸入盤です。1994年ライブ録音の新録もあります。新録のCDジャケットは、システィーナ礼拝堂のミケランジェロの天井画が描かれています。旧録のアレグリのミゼレーレは12分35秒、新録は13分40秒のクレジットです。

CDカップリング:グレゴリオ・アレグリ Gregorio Allegri ミゼレーレ Miserere、ウィリアム・ムンディ William Mundy 天の父の声が Vox Patris caelestis、パレストリーナ Palestrina 教皇マルチェルスのミサ曲 Missa Papae Marcelli  レーベル:Gimell 出典:YouTube Allegri: Miserere The Tallis Scholars & Peter Phillips – トピック Provided to YouTube by TuneCore

デイヴィッド・ウィルコックス ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団 😘

グレゴリオ・アレグリ:ミゼレーレ デイヴィッド・ウィルコックス ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団 1963年 Allegri: Miserere David Willcocks Choir of King’s College
下のリンクは、2023年にリマスターされたものです。出典:YouTube Miserere グレゴリオ・アレグリ – トピック
Provided to YouTube by The state51 Conspiracy 出典:YouTube Allegri: Miserere (Psalm 50) , IGA 2 by Sir David Willcocks (2023 Remastered, Cambridge 1963) デイヴィッド・ウィルコックス – トピック Provided to YouTube by Alexandre Bak – Classical Music Reference Recording

グレゴリオ・アレグリ ミゼレーレ【解説】

グレゴリオ・アレグリ(Gregorio Allegri)について、まずご紹介します。ウィキペディア(Wikipedia)を元に記述すると、1582年生まれのイタリアの作曲家です。弦楽合奏のための作品を作曲した初期の一人であるとか、弦楽四重奏曲の初期の作曲者であるとも考えられています。

システィーナ礼拝堂の聖歌隊のために書いた声楽作品は、パレストリーナ様式を受け継ぎながらも、パレストリーナの洗練された様式から一切の装飾が排除されているとのこと。アレグリは、カストラートだったと伝えられています。カストラートとは去勢された男性歌手のこと。

アレグリ作品で群を抜いて有名なのが「ミゼレーレ」で、今でも、システィーナ礼拝堂の聖務週間で定期的に歌われているそうです。ラテン語で、Miserere と表記されます。合唱の一方は四声、もう一方は五声からなる二重合唱のために作曲されており、合唱団の片方が聖歌「ミゼレーレ」の原曲を歌うと、空間的に離れたもう一方が、 それに合わせて装飾音型で聖句の「解釈」を歌うというものです。モーツァルトが盗み出したとされる、ラテン語のシスティーナ礼拝堂の秘曲です。聴くと心が浄化されるように感じます。

グレゴリオ・アレグリ ミゼレーレ【ディスク情報】

1963年 デイヴィッド・ウィルコックス ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団 Dec
1980年 タリス・スコラーズ Gimell 
1985年 プレストン ウェストミンスター寺院聖歌隊 AR
1991年 メトリーズ・ド・ギャルソン・ド・コルマール PHAIA
1992年 ジョージ・ゲスト ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ聖歌隊 EMI
1996年 エドワード・ヒギンボトム オックスフォード・ニュー・カレッジ E
2004年 クリストファーズ シックスティーン Dec
2006年 テネブレ SIGNUM
2015年 システィーナ礼拝堂合唱団 G

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